12月10日に東海三県の市民団体によるシンポジュウム
「長良川河口堰開門と生物多様性 よみがえれ長良川!よみがえれ伊勢湾」が開かれた。
河口堰を問題視する専門家や漁師らの講演が行われた。
開門調査を求める報告書をまとめた県の専門委員会で共同座長を務めた今本博健・京都大名誉教授は、生態系への悪影響や利水、治水効果が小さいといった報告内容を説明。
国土交通省の専門家会合で対立する結論が出たことに、蔵治光一郎東京大準教授は「公開の場でどんな川を残していけるか議論しなくてはいけない」と主張した。
長良川で漁師を続ける岐阜県羽島市の大橋亮一さんは、「魚は海へ行こうと思ったら行けれぇへんし、帰ろうと思ったらまた帰れぇへんてことで、ちょっとも上がってこうへん。たった16年でとんでもねえ川になっちまった」と話した。
河村たかし名古屋市長は「環境問題から言ったら流れを止めん方がええに決まっとる」とあいさつし、大村秀章知事は「超えられないハードルはない。長良川の清流を取り戻しましょう」と呼びかけた。
2011.12.11 中日新聞より
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