佛大か？立命か？

1ヵ月前に迫った全日本大学女子駅伝。
この優勝を狙うレースが昨日あった。

関西学生対抗女子駅伝で佛大が立命に47秒差をつけて優勝。
昨年末の全国大学選抜女子駅伝では佛大・西原はゴール前、立命・沼田に3秒差に迫る快走で2位に入った。
いうまでもなく、大学女子駅伝では関西勢、特に京都勢が圧倒的に強く、西高東低の関係にある。立命、佛大、京産大が上位にひしめく。
かつては京産大がぶっちぎりでトップに立っていたが、近年では立命と佛大がしのぎを削る。
この関西学生対抗女子駅伝を制したものが全日本の覇者になるといっても言い過ぎではない。

レースでは6区間中佛大が4区間で1位。区間新も3つ取った。
1区立命・田中は区間新。2位と5秒差をつけるが、2区は佛大・西原がスピードをいかして逆転。3区の佛大・森と立命・小島の主将対決は双方とも譲らず、4区へ。
4区で佛大においていかれたが、5区本多は区間新で10秒差をつめた。
しかし、アンカー区間で佛大・吉本ひかりは区間記録を28秒も更新する快走で立命を突き放した。
佛大は大会新で7年ぶりに優勝をかざった。

やはり、昨年の選抜駅伝でわずかばかりの差で優勝を逃した佛大・西原の悔しがり方はすごかったときく。ここまで立命を追い詰めたけど勝てなかった悔しさが今の佛大をここまで育てた。

さて、立命はあと1ヵ月で佛大にどう立ち向かうのか？
全日本は関西より各区間が長くなる。最長距離では西原と小島の対決が実現しそうな気がする。この3区を抜け出したほうが勝ち。
立命の奮起を期待したい。