前回の記事からの続きとなります。
表題の件について、大子町議会からわかることは前回まででだいたい書きました。
大子町の立場は、大子町ガルパン応援団と上岡小跡地保存の会の問題には関与しないということ。
しかし、ここまでの問答を見ても、上岡小跡地保存の会と大子町ガルパン応援団が直接やり取りをしたところで使用料を請求されるのは目に見えています。
大洗女子学園林間学校2018で旧上岡小学校を使用しない理由はここにあると思われます。
しかし昨年の大子町の対応は非常に不味いものであったと言わざるをえません。
大子町は、規定を理由に保存の会の言い分を丸呑みして使用料の請求を適正であるとしましたが、ちょっとやり方を変更するだけで無料にすることは可能だったはずだからです。
再び大子町議会の会議録を参考にさせていただきます。
大子町議会会議録検索システム
今回参考にするのは、平成29年12月11日の議会で、吉成好信議員が旧上岡小学校の使用料のことについて質問しています。
要約して紹介します
・「上岡小の跡地使用規定」の中に使用料の減免の規定があり、町及び官公署が使用する場合は全額免除されるとある。
そのほか、町が後援をしたり共催をしたり、あるいは推薦をしたり、そういう場合はどのような取り扱いをしているのか。
この質問に対し、観光商工課長はこう答えます
・共催であれば町が使用する場合というのに該当すると思いますが、後援とか協力というのは町が使用している場合ではないので、それには該当しないということになるかと思います。
すなわち、大子町はイベントの後援ではなく共催という立場を取っていれば、規定に基づき使用料を全額免除することができたはずなのです。
このことを大子町がいつ把握したのかはわかりません、しかし大子町はあくまで後援という形にこだわり、結果的に問題は議会の場にまで発展することになってしまいました。
現在、旧上岡小学校には年間6万人の観光客が訪れているそうです。
それだけ大勢の観光客がいるなら旧上岡小学校は立派な観光地であり、大子町は保存の会というボランティア団体に管理を任せずに、もっとしっかりとした団体と委託契約をするべきだと思います。
少なくとも、デタラメな料金請求をしなくては運営ができないような保存の会に対しては改善・指導をすべきです。
それにしても、上岡小跡地保存の会は187万円もの雑収入を何に使用しているのでしょう。
旧上岡小学校の修繕費について、建物の修繕は大子町が出していると現地で伺いました。
所有者が大子町なので当たり前の対応だと思いますが、では一体雑収入は何に使われているのか。
また、最近は上岡小跡地保存の会が校章の缶バッジを販売しているようです。手ぬぐいの売上が雑収入に含まれているので、これも保存の会の雑収入となるはずです。
旧上岡小学校で販売されている缶バッジ。
しかし不思議なのは缶バッジとして販売していること。
校章というのは制服に付けるためにそもそもバッジの形をしているものなのに、なぜ缶バッジにしたのか。
大洗のお店で缶バッジを貰えたりするけど、ガルパンファンが缶バッジを付けているのを見て缶バッジのが売れるとでも思ったのでしょうか。
真相は不明です。
表題の件について、大子町議会からわかることは前回まででだいたい書きました。
大子町の立場は、大子町ガルパン応援団と上岡小跡地保存の会の問題には関与しないということ。
しかし、ここまでの問答を見ても、上岡小跡地保存の会と大子町ガルパン応援団が直接やり取りをしたところで使用料を請求されるのは目に見えています。
大洗女子学園林間学校2018で旧上岡小学校を使用しない理由はここにあると思われます。
しかし昨年の大子町の対応は非常に不味いものであったと言わざるをえません。
大子町は、規定を理由に保存の会の言い分を丸呑みして使用料の請求を適正であるとしましたが、ちょっとやり方を変更するだけで無料にすることは可能だったはずだからです。
再び大子町議会の会議録を参考にさせていただきます。
大子町議会会議録検索システム
今回参考にするのは、平成29年12月11日の議会で、吉成好信議員が旧上岡小学校の使用料のことについて質問しています。
要約して紹介します
・「上岡小の跡地使用規定」の中に使用料の減免の規定があり、町及び官公署が使用する場合は全額免除されるとある。
そのほか、町が後援をしたり共催をしたり、あるいは推薦をしたり、そういう場合はどのような取り扱いをしているのか。
この質問に対し、観光商工課長はこう答えます
・共催であれば町が使用する場合というのに該当すると思いますが、後援とか協力というのは町が使用している場合ではないので、それには該当しないということになるかと思います。
すなわち、大子町はイベントの後援ではなく共催という立場を取っていれば、規定に基づき使用料を全額免除することができたはずなのです。
このことを大子町がいつ把握したのかはわかりません、しかし大子町はあくまで後援という形にこだわり、結果的に問題は議会の場にまで発展することになってしまいました。
現在、旧上岡小学校には年間6万人の観光客が訪れているそうです。
それだけ大勢の観光客がいるなら旧上岡小学校は立派な観光地であり、大子町は保存の会というボランティア団体に管理を任せずに、もっとしっかりとした団体と委託契約をするべきだと思います。
少なくとも、デタラメな料金請求をしなくては運営ができないような保存の会に対しては改善・指導をすべきです。
それにしても、上岡小跡地保存の会は187万円もの雑収入を何に使用しているのでしょう。
旧上岡小学校の修繕費について、建物の修繕は大子町が出していると現地で伺いました。
所有者が大子町なので当たり前の対応だと思いますが、では一体雑収入は何に使われているのか。
また、最近は上岡小跡地保存の会が校章の缶バッジを販売しているようです。手ぬぐいの売上が雑収入に含まれているので、これも保存の会の雑収入となるはずです。
旧上岡小学校で販売されている缶バッジ。
しかし不思議なのは缶バッジとして販売していること。
校章というのは制服に付けるためにそもそもバッジの形をしているものなのに、なぜ缶バッジにしたのか。
大洗のお店で缶バッジを貰えたりするけど、ガルパンファンが缶バッジを付けているのを見て缶バッジのが売れるとでも思ったのでしょうか。
真相は不明です。