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お久しぶりです、約1年ぶりの投稿になります。
今年も茨城県大子町で、ガールズ&パンツァーのイベント「大洗女子学園林間学校2018」が行われます。
今年の林間学校は、8/4(土)に道の駅奥久慈だいご、大子町商店街などを会場として開催されます。
イベント概要は下記のサイトにまとめられています。
大洗女子学園林間学校2018
イベント概要が発表されてからファンの間で話題になっていましたが、今回はガルパン劇場版に登場した旧上岡小学校は使用しません。
より詳しく言うと、旧上岡小学校をイベントに使用するのは非常に難しい状況です。
今回はこの件について、大子町議会で公開されている情報と、私が大子町で伺った話を基に解説したいと思います。
大子町議会会議録検索システム
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大子議会だよりNo.192より
話は2017年にさかのぼります。
まず、旧上岡小学校は町立の学校で、廃校となった今でも大子町が所有者です。
昨年行われた大子町でのイベント「大洗女子学園林間学校2017」の開催前、根本さんは旧上岡小学校の使用許可を得るために、大子町の観光商工課長、課長補佐、担当者の3名と協議を行いました。
この事前協議の場で、大子町側は根本さんが提案したイベント概要にとても好意的で、大子町がイベントを後援し、旧上岡小学校を無料で使用させてくれると約束してくれました。
しかし、実際には約束が守られることは無く、イベント終了後に旧上岡小学校の使用料が根本さんに請求されてしまいます。一体なぜなのか。
実は、旧上岡小学校の所有者は大子町ですが、管理については「上岡小跡地保存の会」が町から委託されて行っています。
根本さん宛に旧上岡小学校の使用料を請求したのは、大子町ではなく保存の会なのです。
保存の会はイベントでの使用料として5万円の請求を行っています。
このことについて、根本さんは大子町に話をしましたが納得のいく回答は得られず、議会の場で問うこととなりました。
議会の日時は2017年12月13日、「平成29年第4回大子町議会定例会」の一般質問の場で、岡田敏克議員が「町有財産について」という内容で行っています。
議会録を辿ると観光商工課長は「使用料に関して、ガルパン応援団の方と協議したことはございません。」と、そもそも約束自体を否定しています。
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しかし、使用料については2016年に旧上岡小学校でガルパンのキャラクターパネル展示をした際も問題になっていたため、事前協議の場で話が出なかったということはありえません。
そもそも大子町でのガルパンイベントは大子町ガルパン応援団が開催していますが、大子町ガルパン応援団は根本さん一家で構成されており、イベントの運営は根本さんが私財を投じて行っています。
ガルパンバスの運行や、ガルパンのノベルティの準備などにも相当な資金がかかっており、旧上岡小学校が無料で使用できるかというのは非常に重要なポイントでした。
だから事前協議の場で使用料の話が出ないなんてことはありえないのです。
残念ながら、事前協議について録音・録画などの記録は残っていません。
大子町は「口約束は約束では無いでしょう」とでもいうつもりなのでしょうか。真意は不明です。
結局、議会という公の場で質問を行っても、大子町が約束を認めないために何も問題は解決することはありませんでした。
続き
今年も茨城県大子町で、ガールズ&パンツァーのイベント「大洗女子学園林間学校2018」が行われます。
今年の林間学校は、8/4(土)に道の駅奥久慈だいご、大子町商店街などを会場として開催されます。
イベント概要は下記のサイトにまとめられています。
大洗女子学園林間学校2018
イベント概要が発表されてからファンの間で話題になっていましたが、今回はガルパン劇場版に登場した旧上岡小学校は使用しません。
より詳しく言うと、旧上岡小学校をイベントに使用するのは非常に難しい状況です。
今回はこの件について、大子町議会で公開されている情報と、私が大子町で伺った話を基に解説したいと思います。
大子町議会会議録検索システム
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大子議会だよりNo.192より
話は2017年にさかのぼります。
まず、旧上岡小学校は町立の学校で、廃校となった今でも大子町が所有者です。
昨年行われた大子町でのイベント「大洗女子学園林間学校2017」の開催前、根本さんは旧上岡小学校の使用許可を得るために、大子町の観光商工課長、課長補佐、担当者の3名と協議を行いました。
この事前協議の場で、大子町側は根本さんが提案したイベント概要にとても好意的で、大子町がイベントを後援し、旧上岡小学校を無料で使用させてくれると約束してくれました。
しかし、実際には約束が守られることは無く、イベント終了後に旧上岡小学校の使用料が根本さんに請求されてしまいます。一体なぜなのか。
実は、旧上岡小学校の所有者は大子町ですが、管理については「上岡小跡地保存の会」が町から委託されて行っています。
根本さん宛に旧上岡小学校の使用料を請求したのは、大子町ではなく保存の会なのです。
保存の会はイベントでの使用料として5万円の請求を行っています。
このことについて、根本さんは大子町に話をしましたが納得のいく回答は得られず、議会の場で問うこととなりました。
議会の日時は2017年12月13日、「平成29年第4回大子町議会定例会」の一般質問の場で、岡田敏克議員が「町有財産について」という内容で行っています。
議会録を辿ると観光商工課長は「使用料に関して、ガルパン応援団の方と協議したことはございません。」と、そもそも約束自体を否定しています。
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しかし、使用料については2016年に旧上岡小学校でガルパンのキャラクターパネル展示をした際も問題になっていたため、事前協議の場で話が出なかったということはありえません。
そもそも大子町でのガルパンイベントは大子町ガルパン応援団が開催していますが、大子町ガルパン応援団は根本さん一家で構成されており、イベントの運営は根本さんが私財を投じて行っています。
ガルパンバスの運行や、ガルパンのノベルティの準備などにも相当な資金がかかっており、旧上岡小学校が無料で使用できるかというのは非常に重要なポイントでした。
だから事前協議の場で使用料の話が出ないなんてことはありえないのです。
残念ながら、事前協議について録音・録画などの記録は残っていません。
大子町は「口約束は約束では無いでしょう」とでもいうつもりなのでしょうか。真意は不明です。
結局、議会という公の場で質問を行っても、大子町が約束を認めないために何も問題は解決することはありませんでした。
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