ハンドソープの詰め替え！

本日は、
ネットニュースから
チョイと気になった話題をひとつ。

だんだん冬に近づくこの季節、
感染症対策に欠かせないのがハンドソープ。



容器が空になったら、
経済的でゴミも少なく済む「詰め替え品」を
活用する人も多い。
ただし、
この「詰め替え」を誤った方法で行うと、
菌が増殖してハンドソープが汚染されて
しまう可能性があるという。

例えば、
使用済みのハンドソープボトルを洗わずに
“詰め替え品を継ぎ足し”するのはNG。
詰め替え時に「緑膿菌」「セラチア菌」などの
菌が混入・繁殖する場合があるのだという。

緑膿菌とは、
弱い病原体の日和見感染菌のひとつ。
健常者に対して通常は無害ですが、
免疫力が低く感染しやすい状態の人には、
尿路感染症や呼吸器感染症、創感染症、
敗血症といった重篤な症状を引き起こします。

実際に、
日和見感染菌のひとつであるセラチア菌による
感染事例も報告されているらしい。
病院において
セラチア菌の感染が発生したため、
感染源の調査対象のひとつとして手洗い剤を調べたところ、
ポンプ式の石けんボトルからセラチア菌を検出。
このボトルを使って医療従事者が手洗いを行ったところ、
手指の汚染の程度が54倍になったという報告があるそうだ。
ハンドソープは
殺菌・除菌効果が高いイメージがあるが、
その中で増殖してしまうというのは驚き。

では具体的には、
どのようなことに気をつけて詰め替えればよいのだろうか？

手洗い石けん液をそのまま継ぎ足さず、
詰め替える前に、都度容器を洗うこと。
洗った後にしっかり乾燥させると、
菌の混入のリスクをより低減することができるそうだ。

清潔に使うために、
詰め替え時は毎回ボトルの中とポンプ部分を水道水で洗い、
どちらもよく乾かす。
本体だけでなく、ポンプ部分もしっかり洗うことが大切。
ポンプは水道水で洗ったら逆さまにしてヘッドを押し、
エアタンク内の液をすべて出し切ってから乾燥させること。

いやいや、
我家もいろんな洗剤を詰め替えて利用してます。
若く健康な方は、心配いらないようですが
高齢者は、これから気を付けましょう。

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