al baritono

アマチュア声楽家の独り言 ~ 歌ときどき仕事(笑)

実用美声学

2011年11月27日 | 声楽
洗足学園音楽大学名誉教授、松尾篤興氏が刊行した「実用美声学」(カワイ出版)の副教材の様な参考動画がYoutubeにアップされています。

その中から、参考になったバリトンのレッスン風景の動画を紹介します。







ある声楽ブログではパッサージョでキューゾ(声を飲み込むように絞る)してアクートに・・と言っています。今までそれを意識していましたが、この先生はキューぞせずに口蓋を更に上げて口腔を広げ、同じ響きの位置で・・と指導しています。やってみると、その方が自然な感じです。師匠もパッサーレ(パッサージョの通過)で響きが曇るのを嫌いますので、このやり方の方を支持するのでは・・

ちなみに、Don Carlo、"Dormiro sol~"のA3からE4へのジャンプが響きを変えずに楽に出来ました。

次回の師匠レッスンで確認してみますが・・・


「実用美声学」http://editionkawai.jp/biseigaku/

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