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田舎ぐらし(216)

 ー 日本人はクスリ好き ー

  
  
 日本人という種族は余程医者好き、クスリ好きらしい。
大きい病院の駐車場はいつも満車、最近4~5階建ての駐車場を新設した病院もある。前の通りをひっきりなしに救急車が通る。

 昔話になるが、子どもの頃は風邪をひいたかなと思っても医者には行かなかった。咳が出て目の中で火花が散ったことは何回もあったが、それでも医者に行ったことはない。そもそもそこらに医者はいなかったし、家には体温計もなかった。それでも今、生きている。

 なぜこんなにも医者にかかるのか。
ひとつには無知がある。体が細菌やウィルスをやっつけようとするときは体温を上げる。それを知らない母親は子供が少しでも熱を出そうものなら、やれ “ お迎え ”  だ、救急車だと大騒ぎをしたあげく、 医者に解熱剤を出してもらってせっかく上がった体温を下げてしまう。
欧州では風邪の患者に医者がクスリを出すと罰せられるという国もあるというのに。

もう一つはいうまでもなく外国に比べ、恐ろしく安い日本の医療費のせいである。

 普段健康に気を配って医者にかかったことのない人間からすれば、自分たちが出した健康保険料(税)の蓄えが無知な人間や運動嫌いのカウチポテトに食い荒らされているように見える。

 健康保険料(税)は市区町村が一定の算式に従って徴収している。
この際、保険料を決めるにあたっては前年度その人が使った医療費を算式に加えてはどうか。つまり、前年度たくさん医療費を使った人からは新年度は多く徴収し、あまり使わなかった人は減額する。受益者負担である。

 こうすれば、救急車があたふたと走り回ることがなくなり、大きな病院の駐車場が連日車で埋まることもなくなる。


 

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