添乗員が同行しないミュンヘンでの自由行動の1日は、ストレスフリーの楽しい1日だった。
Yさんともアドレス交換し、大阪での再会を約束できたし
一方S嬢同行の高額OPツアーのご一行がどういう1日間だったか知る由もなく、その夜はホテルの部屋で初海外旅行参加だった同室のS子さんと打ち上げの祝杯を上げ、心地よい眠りについた。
そしてとうとうドイツの旅最終日。
朝ごはんを食べてミュンヘン~フランクフルト~関空の経路で帰国である。
朝食はバイキング
やっぱりパンが美味しい
当日の朝は天候が悪くすごい雪
昨日のフリー観光の日じゃなくてよかった
アウトバーンもかなりの渋滞で空港まではかなり時間をオーバーした
この移動中のバス内では、現地ガイドさんがヘルプで乗車していた。
彼女はドイツ人の旦那様と現地在住の日本人女性。
例によってシーンとした車内の空気を気遣ったのか、このガイドさんがマイクを持って話し出した。
「ドイツ人は一言で行って『質実剛健』です。日本の若者に見られるいわゆるブランド志向はまったくありません。ただ、唯一車だけは見栄を張る人が多いです。私の夫もそうですねぇ(笑)またバカンスは長く、出来るだけお金をかけない方法で家族で楽しむ方法を考えています」
そうそう、これよ。こういうお国事情を聴きたかったのさ。
旅の後読んだドイツの本で、さらに深くドイツのお国柄を知るにつけ益々興味がわいてくる。
そもそも私の生まれた土地はドイツととてもゆかりがある。
それは映画化されもした。
私が2005年に第九合唱を始めたのも、ドイツを身近に感じていたからなのか?
また、臨床美術の養成講座で読んだのもドイツのユニークな教育だった。
ほんの3日間だけの滞在だったが、もう一度ゆっくりこの国へ来たいと思った。
さて、添乗員S嬢はその後帰国までもさらにそのネタ(?)元となる。
ツアー客をあやうく空港にに放置し、置き去りしそうになった事。
「ちょっとこれ見といてや~」と自分の荷物の管理をツアー客に任せた事。
「余ったお土産品があったらちょうだいな」と物乞い発言した事。
トドメは・・・
S「そのレッグウォーマー、かわいいやん」(タメ口)
私「かわいいでしょ。ありがとう。」
S「ちょうだい!」
私「高いよ(笑)」
S「やっぱいらんわ、臭そうやし」
私「ムカつくわぁ~」(冗談っぽく返すも、引きつっていたかも)
S「そうやろ、ムカつくやろ」・・・て
これまでの色々含め、ほんまムカつく添乗員。
いくら関西人でもそんなに親しくない、しかも年上客にタメ口ってあり得ないんですけど
ともあれ39人のツアー客が無事関空まで帰国できたのは、一重に私たちをドイツで忍耐を養い自立できるよう鍛えてくれた添乗員S嬢のお陰である
って、なんでやねん
このツアーを教訓に、今後J○Bは二度とゴメンじゃ
というわけで、実は4月にスペイン行きを決断。
長年の教師生活を退官する姉の慰労旅行である。
ツアー会社はこれまでごひいきだった阪○交通社に戻った。
まさか、ここにS嬢はいるまいな
今度は自分でちゃんと予習しておこうと今から楽しみである
完
「スペインの旅」4月のブログで公開予定
乞う期待