深夜の流血騒ぎ

珍しく早めにお風呂に入り、湯上りにのんびりTVを見ていたら、日帰り出張だった夫KからMailが入る。

「出来たら２３時頃○○駅まで迎えに来てくれる？もう接続電車ないみたいだし・・・　　柱に頭ぶつけて怪我した・・・・」

あらま、大変

慌てて着替えて飛ばすこと３０分。
駅に到着すると、額にでっかいガーゼを貼ったKが待っていた。

「駅の構内で、振り向きざまにH鋼の柱の角に思い切りぶつけたんだ。顔面血だらけになって、駅員さんに応急処置してもらったけど、痛いわ・・」

「病院へ行く？」

大丈夫だと思う、という返事が返ってくると思いきや、意外にも「行っとこうかな」と言うので、取り急ぎナビに記載されている近くの病院の夜間外来に飛び込んだ。
幸いに、すぐ対応してくれ、縫合までは至らずに医療用のテープらしきもので傷を貼りあわせてお終い。傷はそんなに深くなかった。ただ、その上に更にでっかい白いガーゼと絆創膏を貼られて、えらい大袈裟な形相に仕上がっているおいおい・・・
化膿しないようにとの配慮だろうが、井上陽水に似たDr,さんよ、何科の専門か知りませんが、それ、もう少しどうにかなりません？
最近以前より広くなってきたKの額に（）、眩しく存在を主張している。
今朝の出勤前、さすがにささやかな傷テープに張替えて行った。
それでもきっと職場で皆に聞かれるだろうね。
彼は正直に「柱にぶつけた・・・」って答えるのだろうか？
同行した人に目撃されているから、仕方ないけどさ。
加齢と共に、判断能力も低下していくわが身を露呈することになりましょう。わはは　
帰宅したら聞いてみたいものである

とまあ、大事に至らなくてやれやれの流血騒ぎでした。