久しぶりというか何年かぶりに講座、セミナーというものに参加してきました。(嫌味を言われたので、寺宝や日本画家などの展示会にも行っていません)
前回にも書きましたが、京都に住んでいる人は住んでいるだけで京都の事柄、関連することはすべて見え知っておられるという都草深草支部長の言葉を信じて、見送ってきました。
しかし実態は、都草の関係者、京都御苑の環境省の職員の方、京都の文化・歴史に興味を持っておられる方ばかりで、観光客や外人、子供さん連れの若い家族連れなどの参加は全くありませんでした。リピーターばかりという感じです。本当に京都人は知ったかぶりして偉そうに言う人ばかりなのでしょうか?本部の都草の会長は若い方に変わっていました。
第3回6月27日(水)公武合体政策と皇女和宮の口座を都草の大谷さんが丁寧に歴史背景を説明して、幕府の心情や孝明天皇の心情、その間に入った和宮の心情など聞きごたえのある講座でした。
次回の講座の予約も申し込んできました。
後感じたことは、京都に住んでいたら、京都に関することはすべて知っておられるといわれたが、専門専門があるので、すべて知っておられる方はほんのわずかしかおられないか、全くおられないこともわかりました。京都に住んでいるから京都の歴史文化地理文化財生態系などすべて知っているわけではないと。弁護士でも民事と刑事その中でも専門がわかれている。
現在ホランティアで植物の説明を兼ねたウォーキングも行っていますが、植物の先生も日本、全世界の全ての植物の名称を知っておられるわけではありません。ヤナギなどは種類も多く、混合したものの多く、はっきり特定はできませんとおっしゃる。
野外観察会でも昆虫の先生もトンボ専門やセンチコガネ専門の方があり、すべて同レベルで知っておられるという方にはお会いしたことがない。
教授していただいたことはないですが、都草の深草支部長という方は、アインシュタインのような方なのでしょう。それにしては声が聞こえてこない。
今回の講座をしていただいた大谷さんは、日本文化を考える会の方もよくご存じで、すばらしい方ですよといっておられました。この方にも、いろいろと質問攻めをしていろいろと京都に関係することで、アインシュタインのような先輩に聞いても教えてもらえなかった難題をさらりと答えていただき、大変感謝しています。頭が下がる思いです。
帰路、秋のふれあい祭り用の松ぼっくりを拾っていたら、もうニイニイゼミが3頭鳴いていて、夏だなあと感じていました。
素晴らしい講座が聞け、顔見知りの環境省の方ともお話しできて、楽しいひと時となりました。
※教訓 京都人の話を真面に聞いてはいけないということがはっきりとわかりました。