頂上にいた雷鳥には神々しさを感じました。
偶然にも月曜の夕刊に雷鳥の記事が載ってて、地球温暖化の影響で、天敵のキツネ・カラスの行動範囲が広がって、生息数が30年前の約半数に減り、、絶滅危惧種に指定されてるみたいです。
昔は声がする這松を覗くと、よく見かけたんですが、私もここ20年振りに見ることが出来ました。
こんなことなら動画で声を録音しとけば・・・・・と後悔してます。
途中のお花畑を後に、水を多めに4L弱担いで天場に戻りました。
帰って来ると天場はほとんど満杯
私のテントは最下段の一番奥。 手前のカメラ三脚の上に写ってる絶好のポイントです。
これならうるさくなくゆっくり熟睡できるはずです。
手早く夕食を済ませ、チビチビ酒を飲んで8時頃には明日に備えて寝ました。
ところが電波の入らない山中で、ここ何年も連絡の無かった名古屋の長男から12時過ぎ携帯に着信
目が覚めたもののとれなくて、すぐに返信しても電波が無く繋がりません。
そもそも着信したのが奇跡的なんで、いくらメール・電話しても繋がるわけがないのです。
気になって心配ですが、連絡を取るには多分電波が入る塩見岳頂上か、降りるしか方法がありません。
それからウトウト寝れたか分かりませんが、3:30に起床して朝食を済ませ登る準備をしますが
残念ながら外はこの天気
5時には出発の予定だったんですが・・・・・・5:30まで待ってみました。
朝もやじゃなく、もう日も出てる頃でなおかつ雨が降ってきました。
前の自分やったらまだ風が無いので、頂上目指してたでしょう。
でもこの歳でサミッターでもありませんし
まだまだ他の登山者に比べて体力は劣る所もなく、驚くことに前回より登攀時間は短かったんで・・・・・・
これからいつでもまた来れると思い直し下山しました。
またいつか必ず頂上に立ちたいと思います。
次もまた山の神様が何かを準備して待ってくれてるでしょう!!!
それほど山に行くたびに不思議なことが起こるんです・・・・・・・・