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同人サークルA-COLORが北海道をうろうろしながら書いているブログです

さよなら、月刊アスキー

2006-07-20 22:44:39 | 本と雑誌

 休刊前の最後の月アスを買いました。
月アスの公式サイト
 久しぶりに月アスを手に取ったんだけど……「こんなに痩せ細っちゃって……」ってのが正直な感想でした。先日、祖父がガンでなくなったんだけど、その遺体と対面したような、そんな気分。
 ああ、こりゃ休刊もむべなるかな、と思ったもんでさ。

 オレが、初めて月アスを読んだのは……PC-AT互換機に買い換えようかと思っていた頃で、Windows95のOSR2が出回っていて、そろそろWindows98が出ますよってころだったと思う。
 手に取ったときは、その分厚さ(主に広告だけど)に圧倒されたモンだ。
 ちなみに今号は奥付まで含めて120ページ。
 一緒に買った電撃PSの付録、電撃4コマは162ページだった。

 さらに圧倒されたのは、その難易度。
 コンプティーク(オレとコンプのなれ初めこちらを参照)とかログインなどのパソゲー雑誌は読んでいたけど、パソコンの専門誌(月アス風に言えば「パーソナルコンピュータ総合誌」)を読んだのは初めてだったので、何よりもその難しさに度肝を抜かれたもんだ。
 っていうか、MS-DOSなんて何者か知らなかったし。せいぜい、エロゲーをHDDにインストールするのに、何故か必要なもの、って程度の認識だった。

 その後、ずっと月アスを購読していて、アレ関係の会社に入社したり、アスキーと因縁が深からず浅からずなソレ系の会社に転職したりしても、ずっと購読していた。
 でも、アレがアレしたもんだから、「もう、二度とパソコンに関わる仕事はしない!」と決意をして、それと同時に月アスは読まなくなったし、バックナンバーは全て捨てた。
 んで、今号で休刊っていうんで久しぶりに買ってみたわけだけど……お互い、いろいろあったんだねぇ……と中身も読んでいないのにしみじみ。
 ちなみにお値段は1280円……なんか、IT系の月刊誌って、このへんの値段で揃ってるような気がするんだけど……気のせいか?

 ちなみに復刊後は、「あたりまえでないビジネス誌」を目指すのだそうで。
 週アスとの住み分けはどうすんのかしらと思いながらも、期待してます。


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