夕張市役所がある本町地区。かつて「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」のメイン会場もあったこの地域には、ゆうばりキネマ街道があります。
この地区に足を踏み入れると、20世紀名画の絵看板が至る所に掲げられていて「映画の町・夕張に来たんだ!」という強いインパクトがあります。
Webサイト「夕張360°」によると【当初93枚もの絵看板】があったそうです(その後、Webサイト掲載時には2 . . . 本文を読む
個人経営のレンタルビデオショップ
北海道夕張市といえば、1990年から開催されている「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」の影響もあって「映画のある街・夕張」というイメージがあります。
しかし、夕張市内から常設の映画館が姿を消して久しく、映画祭も時代の流れとともに運営規模の縮小を余儀なくされています。
そんな状況にあっても、長らく夕張市内で映画の明かりを灯し続けているのが「レンタルビデオシ . . . 本文を読む
納涼スクリーンフェスティバル開催
『夕張タイムス』1986年7月21号によると、1986(昭和61)年8月2日~4日の三日間で「第1回 ゆうばり映画祭 納涼スクリーンフェスティバル」が開催されるとあります。
場所は、石炭の歴史村にあった屋外劇場「グリーン大劇場」。収容人数1万人という大きな施設でした。
(『夕張タイムス』1986年7月21号より)
入場料は500円。プログラムは以下の通 . . . 本文を読む
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭(ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭)を主導していた中田鉄治市長(当時)。
中田氏は映画好きを公言しており、雑誌などでもその映画好きのエピソードを披露しています。
『キネマ旬報』1989年5月上旬号には、編集長による中田市長へのインタビュー記事が掲載されました。ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭の開催することを発表した後のインタビューと思われ . . . 本文を読む
最長版の上映
1953年に『女ひとり大地を行く』が公開されてから50年余り。2008年12月、国立フィルムセンターで「生誕百年 映画監督 亀井文夫」が企画され、『女ひとり大地を行く』が上映されました。
しかし、このときに上映されたのは164分のバージョン――これまで全国で上映され、ソフト化されたものは132分だったはずなのに。32分もの差があります。
このときに上映されたのは映倫による削除要 . . . 本文を読む