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同人サークルA-COLORが北海道をうろうろしながら書いているブログです

第3回電子書籍講座

2013-01-26 18:16:41 | 同人誌関連

Cover 昨年から参加していた札幌中央図書館の電子書籍講座ですが、これが最後となります。
電子書籍作成講座特設サイト

というわけで、ついにA-COLORの初同人誌『石山緑地をあるこう』ができあがりました!
しかも、初お目見えは図書館で!

今回の講座ですが、各自が作成した電子書籍について思いの丈を述べ、柏艪舎の担当者さんが総括するというものでした。
そして、作ったデータを電子書籍の形式に変換したものをCDに焼いてもらえました。
んで、最後に電子書籍への図書館の取り組みについてアンケートを採りました。

02 なお、電子書籍講座の対象となる電子書籍は、今のところインターネットでは公開されていません。
中央図書館で実験的に導入されている電子書籍端末から、電子図書館にアクセスして閲覧や貸し出しが行われています。
また、2月7日から2月12日まで「電子書籍と本で知るさっぽろ」というイベントが行われ、そこで何らかの形でこの電子書籍がお披露目されるそうです。
「電子書籍と本で知るさっぽろ」展開催のお知らせ(平成25年2月7日~平成25年2月12日)
(チラシの「電子書籍作成講座作品の公開」というのがこれのこと)

え~、せっかく作ったのに図書館までわざわざ足を運ばないといけないのかよ~、なんて思ったりしますが。
この講座に参加するにあたって、製作した電子書籍の扱いについて同意書が交わされているんですが(内容なんて全然覚えてなかったけど)。
確認したところ、作った電子書籍は、あくまでも中央図書館に所蔵されるだけで、権利はすべて著作者にあるんだそうです。
だから、自分で作ったデータを他のサイトで公開・販売してもOKとのことでした。
図書館に収まった状態で誰でも自由に閲覧できる、ってのが一番望ましい気もしますが。
環境とかが整備されていない現状では「図書館預かりのものはここまで」「自分のデータを自分で好き勝手するのは自由」ぐらいの線引きがちょうど良いのかもしれませんね。

んで、電子書籍になった『石山緑地をあるこう』を確認してみたら…
なんと表紙の裏に表2を付けるのを失念しており、ノンブルの1ページ目と2ページ目が見開きになってしまった!
おかげでノンブルの位置が逆……ゲーッ、これは大失態!
う~ん、もうやり直しも利かないんで、とりあえずこれはこれで良しとしようか。
機会があれば表2を入れて、きちんとした丁合で公開したいと思います。

といったカンジで、電子書籍講座はこれで終わりなのですが。
講座内では話がなかった電子書籍のフォーマットについて、ちょっと触れておきます。

今回作成した電子書籍はPDFで納品しました。
(WORDなどのネイティブデータで納品した場合は図書館がPDFに変換)
んで、このPDFを「wBook」という電子書籍フォーマットに変換して、公開しています。

ん? 「wBook」って何だ?
http://www.wbook.com/ にアクセスすると、ハングルのページが表示されました。

図書館で教えてもらった日本語のFAQのページはこちら。
http://www.wbook.com/JP/wBook_FAQ_JP.htm

昨今の電書ブームで、いろいろなフォーマットができたからな~、なんて思っていたら。
こちらのブログの記事は2007年のもの。
図書館で電子書籍の貸出?! マチともの語り

けっこう、歴史があったのね…千代田図書館でwBookが採用され、札幌でも採用されたんでしょうか?


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