8月6日を迎えました。
平和学習に参加された方は、ほとんどここでご供養されたと思います。
さて、今日は原爆犠牲者の戒名について
開祖さまが、原爆犠牲者の戒名をつけられたとこの話です。
昭和33年4月、開祖さまが広島に布教に来られ、次の目的地の四国を行くために港に着くと、
ひどい風雨で船は欠航していました。
そのとき、仏さまの御心は何かと考えられた開祖さまは、「そうか、原爆でなくなられた方々の霊
が私を引き止めておられるのだ。」と気づかれ、広島教会は戻られました。原爆でなくなられた
方々のお戒名をつけられ、一心に法華経読誦のご供養をされました。そのご供養が、観世音菩薩
普門品第25に入れられたとき、突如、稲妻が走り、ものすごい雷鳴がなったかと思うと、風雨が
ぴたりとおさまり、開祖さまご一行は無事松山へ向かわれました。
(開祖さまご著書「脚下照顧」より)
開祖さまと広島の歴史1ページでした。