保育園児に代筆してもらったらアクセスがドンと上がったので
また頼もうと思ったのですが、「飽きた」との事ですので私が(大汗)
とりあえず新入荷の91GTIです。
全体にいわゆる年式相応の個体ですので
状態はそれなりです。改めて考えてみますと、
GTIの場合こういう個体は案外少ない。
状態としてはもう少し全体にきれいな個体が多いですし、
そうで無ければ本当の完璧な「ベース車」です。
(車体の鑑定結果が出たら価格も正式にお出ししますのでお楽しみに。
色換えで紺Mから黒M
(91GTSPや40thと同じ色)に換えてありますが、
GTIに標準設定されている黒ソリッドよりも
色の持つ特性からか、柔らかい印象になっています。
ちなみにマイケル&私の評価としては
「感触のなかなか良い楽しみな個体」です。
もちろん最初に有る程度厚く整備しておく方が
中長期的な結果的には安上がりになる事はもちろんなのですが、
これまでにGTIに乗った経験のある方なら、
乗りながら気になる点を順に整備して行こう
という使い方もある程度は受け入れてくれそうな個体です)
現状あるいくつかの不具合は直してからお出しする予定でおります。
さて、上に書いた内容の延長的に、
ゴルフ2の弱点を聞かれる事も多いのですが、
(ゴルフ2及び輸入車の中古車の所有経験の無い方の事が多いです)
「同年代のクルマと比較した場合だと圧倒的に弱点が少ないです」
とお答えしています。これは同年代であれば、
日本車輸入車全て比較しても、です。
例えば・・
「サビ」
日本では84年から92年に販売されたゴルフ2ですが、
特殊な例とごく一部の条件を除いて、サビに非常に強いです。
同年代の一般的に流通した量産車としてトップレベルだと思います。
ゴルフ2デビュー時の新たに工場(ホール54といいます)を作った際、
前の代での品質面での失敗を反省し、製造ラインに
液体化するまで熱したワックスプールを設置して、
ボディ全体も温めた上でそこにドブ漬けしています。
(ホットワックス工程呼んでいます)
この工程のおかげで製造から20年を超えた今でもリアゲートの下から
そのワックスが浸み出てくる個体も珍しくありません。
(↑ゲートの淵のクリーム色が、出てきたホットワックスの色です)
(↑クリーム色のワックスにほこりが付いて黒く汚れています)
この製造工程が大きな効果をもたらした事は
同年代においては日本車においてでも
サビによるボディ穴明きのトラブルが少なくない事からも
はっきりお解りいただけると思います。
「純正部品供給」
多くの純正部品がVWから変わらず取りよせ可能です。
ここは要素としてかなり大きいです。
日本車だと製造終了後7年以上経つと、
メーカー側には部品供給の義務が無くなる、ので、
供給状態は推して知るべしなのとは逆です。
単一車種で9年に渡って全世界に販売した事も
現在も続いている部品製造と供給に対して大きいと思います。
日本のクルマと違って消耗の速い部品も散見されますが、
そういったところは欧州車においては横並びですし、
(消耗品を消耗させて、消耗して欲しく無い所の消耗を抑える、
という、消耗するしないのバランスに対する考え方の違いです)
欧州車では弱いとされるATミッションに関しても
GOLF2においてはシンプルな構造が幸いして
トラブル率は断然低いです。
それらの点は同年代~7年くらいまで年式の新しい欧州車でさえも
生き残っている台数が少ない点からもご理解いただけると思います。
「エアコンの基幹部品の信頼性が高い」
心臓部であるコンプレッサー、
新車のライン装着品が日本のサンデン製です。
(ごく一部のライン装着外グレードを除く)
使い方さえ良ければ部品の持ちもいいですし、
今でも関連パーツはしっかり供給されています。
(季節によって無い時期もありますが。冬は無い事が多い)
また、純正供給の無い部品(ホースとか)は作ってもらっています。
きちんと整備されたゴルフ2のエアコンは
寒いくらいに効く点も大きなポイントです。
外気導入口に、ポーレン(花粉とホコリ)フィルターも取り付けできます。
と、やたらゴルフ2をホめちゃってますけど、
客観的かつ現実的に、他の車種と比較した結果ですので、
おしかりを受ける事も無いと思います(汗笑)
2月くらいだったと思いますが、カーセンサー誌で
「98年以降の輸入中古車は有る程度大きなトラブルも覚悟すること」
的な内容の特集があって、そのあたりの年式を扱っている業者さんも
お客さんのはずだけどいいのかなあ?って、正直心配でしたが、
ゴルフ2に関しては(当然と言えば当然ですが)
そこで書かれた事はあてはまる事も無く、
「整備次第で長生きできてかつ実用にも耐えうる稀有な車種である」事に
改めて気が付いたのも正直なところです。
「長生きできて実用にも耐えうる稀有な車種である」点は、
各中古車サイト等で、同年代の普通のクルマが
売り物として存在する事が少ないという
現実を見ていただく事でご確認いただけます。
(日本のクルマだと、AE86、32GTR、(ユーノス)ロードスター
と言った特徴的な車種くらいしか一定数以上の流通がありませんでした)
じゃあそれらの同年代の日本車が年数の経過でどうなっているか
少し興味を持って調べて見ましたが、
サビとの戦いになってしまっているものが少なくありません。
やはり新車製造時のサビ対策は万全では無かった様です。
ゴルフ2が車種として珍しい位置づけに来ている事に
驚くと同時に、新たな提案ができれば、と
色々案を練っていますのでご期待ください。
また頼もうと思ったのですが、「飽きた」との事ですので私が(大汗)
とりあえず新入荷の91GTIです。
全体にいわゆる年式相応の個体ですので
状態はそれなりです。改めて考えてみますと、
GTIの場合こういう個体は案外少ない。
状態としてはもう少し全体にきれいな個体が多いですし、
そうで無ければ本当の完璧な「ベース車」です。
(車体の鑑定結果が出たら価格も正式にお出ししますのでお楽しみに。
色換えで紺Mから黒M
(91GTSPや40thと同じ色)に換えてありますが、
GTIに標準設定されている黒ソリッドよりも
色の持つ特性からか、柔らかい印象になっています。
ちなみにマイケル&私の評価としては
「感触のなかなか良い楽しみな個体」です。
もちろん最初に有る程度厚く整備しておく方が
中長期的な結果的には安上がりになる事はもちろんなのですが、
これまでにGTIに乗った経験のある方なら、
乗りながら気になる点を順に整備して行こう
という使い方もある程度は受け入れてくれそうな個体です)
現状あるいくつかの不具合は直してからお出しする予定でおります。
さて、上に書いた内容の延長的に、
ゴルフ2の弱点を聞かれる事も多いのですが、
(ゴルフ2及び輸入車の中古車の所有経験の無い方の事が多いです)
「同年代のクルマと比較した場合だと圧倒的に弱点が少ないです」
とお答えしています。これは同年代であれば、
日本車輸入車全て比較しても、です。
例えば・・
「サビ」
日本では84年から92年に販売されたゴルフ2ですが、
特殊な例とごく一部の条件を除いて、サビに非常に強いです。
同年代の一般的に流通した量産車としてトップレベルだと思います。
ゴルフ2デビュー時の新たに工場(ホール54といいます)を作った際、
前の代での品質面での失敗を反省し、製造ラインに
液体化するまで熱したワックスプールを設置して、
ボディ全体も温めた上でそこにドブ漬けしています。
(ホットワックス工程呼んでいます)
この工程のおかげで製造から20年を超えた今でもリアゲートの下から
そのワックスが浸み出てくる個体も珍しくありません。
(↑ゲートの淵のクリーム色が、出てきたホットワックスの色です)
(↑クリーム色のワックスにほこりが付いて黒く汚れています)
この製造工程が大きな効果をもたらした事は
同年代においては日本車においてでも
サビによるボディ穴明きのトラブルが少なくない事からも
はっきりお解りいただけると思います。
「純正部品供給」
多くの純正部品がVWから変わらず取りよせ可能です。
ここは要素としてかなり大きいです。
日本車だと製造終了後7年以上経つと、
メーカー側には部品供給の義務が無くなる、ので、
供給状態は推して知るべしなのとは逆です。
単一車種で9年に渡って全世界に販売した事も
現在も続いている部品製造と供給に対して大きいと思います。
日本のクルマと違って消耗の速い部品も散見されますが、
そういったところは欧州車においては横並びですし、
(消耗品を消耗させて、消耗して欲しく無い所の消耗を抑える、
という、消耗するしないのバランスに対する考え方の違いです)
欧州車では弱いとされるATミッションに関しても
GOLF2においてはシンプルな構造が幸いして
トラブル率は断然低いです。
それらの点は同年代~7年くらいまで年式の新しい欧州車でさえも
生き残っている台数が少ない点からもご理解いただけると思います。
「エアコンの基幹部品の信頼性が高い」
心臓部であるコンプレッサー、
新車のライン装着品が日本のサンデン製です。
(ごく一部のライン装着外グレードを除く)
使い方さえ良ければ部品の持ちもいいですし、
今でも関連パーツはしっかり供給されています。
(季節によって無い時期もありますが。冬は無い事が多い)
また、純正供給の無い部品(ホースとか)は作ってもらっています。
きちんと整備されたゴルフ2のエアコンは
寒いくらいに効く点も大きなポイントです。
外気導入口に、ポーレン(花粉とホコリ)フィルターも取り付けできます。
と、やたらゴルフ2をホめちゃってますけど、
客観的かつ現実的に、他の車種と比較した結果ですので、
おしかりを受ける事も無いと思います(汗笑)
2月くらいだったと思いますが、カーセンサー誌で
「98年以降の輸入中古車は有る程度大きなトラブルも覚悟すること」
的な内容の特集があって、そのあたりの年式を扱っている業者さんも
お客さんのはずだけどいいのかなあ?って、正直心配でしたが、
ゴルフ2に関しては(当然と言えば当然ですが)
そこで書かれた事はあてはまる事も無く、
「整備次第で長生きできてかつ実用にも耐えうる稀有な車種である」事に
改めて気が付いたのも正直なところです。
「長生きできて実用にも耐えうる稀有な車種である」点は、
各中古車サイト等で、同年代の普通のクルマが
売り物として存在する事が少ないという
現実を見ていただく事でご確認いただけます。
(日本のクルマだと、AE86、32GTR、(ユーノス)ロードスター
と言った特徴的な車種くらいしか一定数以上の流通がありませんでした)
じゃあそれらの同年代の日本車が年数の経過でどうなっているか
少し興味を持って調べて見ましたが、
サビとの戦いになってしまっているものが少なくありません。
やはり新車製造時のサビ対策は万全では無かった様です。
ゴルフ2が車種として珍しい位置づけに来ている事に
驚くと同時に、新たな提案ができれば、と
色々案を練っていますのでご期待ください。
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