近頃家族がやたら障碍者になってしまった。
・1,親:高齢者、認知症ではないと医師の診察だが、やたらと忘れっぽく、ほぼ認知症と同じ状態、車いす生活、特養老入所、厚生遺族年金受給、紙おむつ使用、要介護
・2.配偶者:難病指定、認知症、身体機能障害4級、杖歩行、家事や身辺処理介護必要、家庭内で訪問看護及びヘルパー依頼、共済年金受給、紙おむつ使用、
・3,成人の子1:うつ病、別居、自活、
・4,成人の子2:身体機能障害1級、歩行器使用、車いすも使用、施設へショートステイ、腎臓透析で週3回医院通院、紙おむつ使用、要介護、
・5、成人の子3:統合失調症、精神障害手帳、障害年金受給、
とまあ、以上私以外の5人とも精神障害含めて障害持ちか要介護だ。しかも3名は紙おむつ使用で、身辺処理に介護必要だ。でなのだが、私の収入はパート勤務で月十数万円だ。後は年金だけが頼りの貧しい家計だ。こんなら状態で、やたらと役所や福祉、医療からの連絡が多い。特に役所からははがきや封筒がやたらと届くようになった。例えばたかが千円程度の医療費の還付金みたいなのが発生しただけでも、役所にあれやこれやの書類等を持参して来れば金を返しますというような調子だ。絶対にATMやキャッシュカードでどうにかするなんて言う類はない。役所関係のお金に関する物事は必ず役所に行って手続きをすることになる。ATMやキャッシュカードで済ませるというものはすべて詐欺の証拠。
そして役所が持って来なさいという書類はやたらとめんどくさい手続きを幾重にもかいくぐらないと手に入らないものが多いと来ている。私の勤務が1日4時間だけのパート勤務なので、やたらと役所に行けるのだが、フルタイム勤務では無理だろう。何せ親関係書類、配偶者関係書類、成人した子関係書類がのべつ幕無しに届き、こちとらは誰の何の書類だか訳が分かんなくなり、めまいがしそうだ。役所に行っても、誰の何の手続きをするのだか、わけがわからなくなり、いくつかの手続きは遂行できても、忘れてしまうものがいくつか出て、また別日に手続きをしに行くしかない状態だ。もう頭が回らない。誰か隣についていて手助けしてもらいたいとしばしば思うが、家族状態を見ればとても手助けを頼める家族はいない。私が一人でやるしかない。こんな状態いつまでもつやら、私自身は認知症ではないようだが、60歳過ぎてやたらと物忘れは多くなり、年取ったなと思うことはしばしばだ。
「アー、あれなんだっけ、あれあれなんだっけ、と言っているうちはまだいい、そのうち過ぎてしまってからやっと思い出し、覆水盆に返らず、あとの祭りでしょげる、さらに忘れたまま思い出すこともなく、そのうち忘れたことも忘れる。」綾小路きみまろがそう言ってる。
我が家が貧しい証拠として、役所の障碍者福祉窓口にて、「NHK受信料減免措置」を申請した時、世帯の年収により、1減免不可、2半額免除、3全額免除のいずれかになるのだが、職員からお宅は全額免除ですと、あっさり言われ、やっぱ我が家は貧しいな、と再確認。多分来年からNHK受信料ただらしい。まあその点はよかったと言えよう。
〇面倒くさい手続き
福祉関係の手続きの面倒臭さを示す一例を述べます。
自動車税の減免措置:障害者を通院させるため等により、自動車の名義が障碍者(ただし4級は除くので妻はだめ)なら自動車税1台分を免除するというもの。
手続き:
①各都道府県財務事務所にて、
1車検証(障碍者本人名義、障碍者が子供なら親名義でよい)、
2障碍者手帳(4級ダメ)、
3運転する人の免許証、
4生計同一証明書(市役所にて、運転者と障碍者の身分証提示により発行)
・以上を持参して、その場で申請書を記入する。
まず自動車車検証が障碍者本人でないことが多いでしょう。そうすると車検証の名義変更手続きが必要。
②陸運局
1車検証
2印鑑登録証明書:障碍者
3印鑑登録した実印:障碍者
4印鑑登録証明書:旧名義人
5印鑑登録した実印・旧名義人
・以上を持参して、その場で申請書、譲渡書等数枚記入提出。印紙代¥500支払い。
↓
印鑑登録していないときは、印鑑登録手続き必要。
③役所
1印鑑登録したい実印:障碍者
2印鑑登録用委任状:障碍者本人を役所に連れて行くのが大変だと代理人が本人自筆の委任状を持参、役所ホームページよりダウンロード印刷。印刷できないときは役所に印鑑登録用委任状を受け取るためだけに、もう一回余分に役所に行くことになり、ますます煩雑。
3障碍者の身分証:障碍者手帳等
4代理人の身分証:免許証等
・以上持参して、その場で申請書等記入提出、代理人持参の場合、その場では申請のみ受け付け、後日「印鑑登録確認回答書、委任状」郵送。
このとき車検証の旧名義人の印鑑登録カード¥300や印鑑登録証明書¥300も申請し、受け取ること
生計同一証明書(障碍者福祉)も申請し受け取ること
④また役所、あるいはまたまた役所かも
1「印鑑登録確認回答書、委任状」:本人自筆を代理人持参
2代理人の身分証
・その場で申請書等記入提出
↓
⑴ 印鑑登録カード¥300
⑵ 印鑑登録証明書¥300
更に実印ハンコ自体がない場合、ハンコ屋に注文します。
⑤ハンコ屋
・実印代金¥7000~¥10000以上(私が子供の実印を作った時、¥10560)
↓ 数日かかる
⑴ 実印
以上ですが、
☆これを実際の時間経過場面通り並べ替えると以下です。
⑤ハンコ屋
・実印代金¥7000~¥10000以上(私が息子の実印を作った時、¥10560)
↓ 数日かかる
⑴ 実印¥10560
↓
③役所
1⑴印鑑登録したい実印:障碍者
2印鑑登録用委任状:障碍者本人を役所に連れて行くのが大変だと代理人が本人自筆の委任状を持参、委任状は役所ホームページよりダウンロード印刷すればよいが、それができないと、ただ委任状を受け取るためだけに、もう一回余分に役所に行くことになる。ますます煩雑。
3障碍者の身分証:障碍者手帳等
4代理人の身分証:免許証等
・以上持参して、その場で申請書等記入提出、代理人持参の場合、その場では申請のみ受け付け、後日「印鑑登録確認回答書、委任状」郵送。
・このとき車検証の旧名義人の印鑑登録カード¥300や印鑑登録証明書¥300も申請し、受け取ること
・生計同一証明書も申請し受け取ること
④また役所
1「印鑑登録確認回答書、委任状」:本人自筆を代理人持参
2代理人の身分証
・その場で申請書等記入提出
↓
⑵ 印鑑登録カード¥300
⑶ 印鑑登録証明書¥300
②陸運局
1車検証
2印鑑登録証明書:障碍者
3印鑑登録した実印:障碍者
4印鑑登録証明書:旧名義人
5印鑑登録した実印・旧名義人
・以上を持参して、その場で申請書、譲渡書等数枚記入提出。印紙代¥500支払い。
①各都道府県財務事務所にて、
1車検証(障碍者本人名義、障碍者が子供なら親名義でよい)、
2障碍者手帳(4級ダメ)、
3運転する人の免許証、
4生計同一証明書(市役所にて、運転者と障碍者の身分証提示により発行)
・以上を持参して、その場で申請書を記入する。
☆総括
私の場合、あっちこっちの役所を回り、大変、もう二度と、こんな煩雑な手続きはしたくない。もううんざり、費用¥12260。
こんな煩雑だと、不正請求は減るのでしょう。お役所関係の書類はとにかく面倒くさい書類をあっちこっちから手間暇かけて集めないと、申請提出できない。うんざり。
運転するのは私で障害のある子(成人)ではなく、車検証の名義は普通、運転者だろうに、それでも車検証の名義を障碍者の成人にするのは、きっと不正申請を減らすためと、後々に不正でないことを確認しやすくするためだろう。不正防止と後々までの確認しやすさのため、福祉関連申請は面倒くさくしてあるのだろう。でもそれって、ひねくれ根性の意地悪な見方をすれば、不正申請以上にあまりの面倒くささにあきれて、申請をあきらめやすくし、なるべく取らせたくないんじゃないかと勘繰りたくなる。福祉制度としてはあるので、政治家は立派な制度があると誇らしげにいばっても、現実には入口を狭め取らせまいとするのだ。それって関西のどこぞの市が、窓口でなるべく生活保護を取らせないようにしていたという話みたいなことだ。
あとまだ、役所の職員がパソコンでデータを閲覧すれば、すぐ確認できることでも、この件に関しての申請手続きは、紙の書類をどこぞの役所から手に入れて提出してもらわないと、受理できませんといわれることもしばしばだ。ちょうどマイナンバーカード持ってみても、ポイントをもらえる以外、何の役にも立たず、結局、昔ながらに、各役所の担当課を回っては、必要書類を申請提出して書類を受理していくしかないときている。まあこの件に関しては、大変な努力で徐々にデジタル移行していくのだろう。ちなみに私はクレジットカードを持っていないので、マイナンバーカードを取得したが、1ポイントももらってない。
家族の誰ぞが福祉のお世話になると、福祉関係のケアマネージャーさんを紹介される。ケアマネージャーさんがあれこれアドバイスをくれたり、役所関係の福祉手続きを進めてくれるので、福祉の支援が受けられるようになるのだが、ケアマネージャーさんの話をちらっと聞くだけでも、あれこれと複雑奇々怪々な書類や役所での手続きの数々があるようで、相当ややこしいようだ。これらをケアマネージャーさんがやってくれるので、福祉サービスを受けられるのだが、家族のところへもドサドサと書類が役所から送られてきて、期日までに記入提出しないといけないし、うちの場合家族数人分の書類が来るので、誰が何の書類だか、とっちらかってしまう。そしてこれらの書類を申請提出するためには、結局別の書類もあちこちの役所に行って申請し受け取ってこないといけなくなる。例えば家族全員分の所得証明書等だ。成人した子の中には、別自治体に住んでいた過去があり、そこの役所へ郵便請求で郵便小為替を同封して、書類申請が必要になったりする。郵便小為替は郵便局で平日16時までしか扱っていないので、16時過ぎに行って、「また明日。」と言われたことがある。また小為替は手数料が数百円ほどかかる。役所へ郵便請求するときは、その役所のホームページを開いて、必要な郵便請求申請書類をダウンロード印刷することになる。
〇なんだかもやもや、ぜいたくでわがままな発言だけど…
役所の福祉関係の職員の対応はいつも丁寧で親切だ。我が家が貧しいからといって差別も受けない。しかし自分の側に、人様のお世話を受けないと生きていけないといううしろめたい暗さがある。我が家はどうしても役所の福祉の世話を受けないと生計が成り立たない。いつも家庭には訪問看護やヘルパーさんが入ってくれている。いつも「お世話になっています。ありがとうございます。」を連発する。頭が下がる。その費用は年収や要介護度に応じるのだが、貧しい我が家では家計が成り立つ範囲で、いろいろしてもらっている。
ふと過去に見たシーンを思い出す。それは車いすに乗った女の子が他人とやりとりをして介助を依頼する場面で、女の子に付き添っていた大人が「ありがとうございますは?」と女の子に促したのだが、女の子はすぐに感謝の言葉とお辞儀ができなかった。きっとあの女の子は他人に何でもかんでも感謝の言葉とお礼をして、他人様のお世話を受けなければ生きていけないという生活が嫌だったのだろう。ちょうど今の私の気持ちだ。これから私は一生、他人様に頭をぺこぺこ下げ続けて生きていくしかないのだ。なぜこんな運命に成り下がったのだ。運命を呪いたくなる。いっそ我が家に火を放って一家心中した方がお国や他人様のためになるだろうに、我が家のような年金頼みの生活者は「姨捨山」に捨てられれば、国の予算の32兆円ほどが浮き、赤字国債の発行をやめられるかも。しかも現役世代の負担も減り、ほっと一息つけるだろうに。このお国にとって、高齢者や障碍者を養うために、相当な無理をしないとやっていけない現実がある。といって差別禁止や基本的人権をたてまえにすれば、我が家のような生きていても役に立たない奴らを、国民は養うしかないのだ。私は後ろめたい思いを引きずったまま、人様に頭をぺこぺこ下げ続けて生きていくしかないのだ。たとえは沖縄の人たちには悪いかと思うが、沖縄の人たちは米軍基地無くして経済生活は成り立たないが、それでもやっぱり基地には反対という感じかな。
超ワガママですが、私は、福祉や役所無くして生きていけないが、それでもやっぱり福祉なんて大嫌いだ。福祉や役所のお世話にならずに生きていけるのは幸せです。
・1,親:高齢者、認知症ではないと医師の診察だが、やたらと忘れっぽく、ほぼ認知症と同じ状態、車いす生活、特養老入所、厚生遺族年金受給、紙おむつ使用、要介護
・2.配偶者:難病指定、認知症、身体機能障害4級、杖歩行、家事や身辺処理介護必要、家庭内で訪問看護及びヘルパー依頼、共済年金受給、紙おむつ使用、
・3,成人の子1:うつ病、別居、自活、
・4,成人の子2:身体機能障害1級、歩行器使用、車いすも使用、施設へショートステイ、腎臓透析で週3回医院通院、紙おむつ使用、要介護、
・5、成人の子3:統合失調症、精神障害手帳、障害年金受給、
とまあ、以上私以外の5人とも精神障害含めて障害持ちか要介護だ。しかも3名は紙おむつ使用で、身辺処理に介護必要だ。でなのだが、私の収入はパート勤務で月十数万円だ。後は年金だけが頼りの貧しい家計だ。こんなら状態で、やたらと役所や福祉、医療からの連絡が多い。特に役所からははがきや封筒がやたらと届くようになった。例えばたかが千円程度の医療費の還付金みたいなのが発生しただけでも、役所にあれやこれやの書類等を持参して来れば金を返しますというような調子だ。絶対にATMやキャッシュカードでどうにかするなんて言う類はない。役所関係のお金に関する物事は必ず役所に行って手続きをすることになる。ATMやキャッシュカードで済ませるというものはすべて詐欺の証拠。
そして役所が持って来なさいという書類はやたらとめんどくさい手続きを幾重にもかいくぐらないと手に入らないものが多いと来ている。私の勤務が1日4時間だけのパート勤務なので、やたらと役所に行けるのだが、フルタイム勤務では無理だろう。何せ親関係書類、配偶者関係書類、成人した子関係書類がのべつ幕無しに届き、こちとらは誰の何の書類だか訳が分かんなくなり、めまいがしそうだ。役所に行っても、誰の何の手続きをするのだか、わけがわからなくなり、いくつかの手続きは遂行できても、忘れてしまうものがいくつか出て、また別日に手続きをしに行くしかない状態だ。もう頭が回らない。誰か隣についていて手助けしてもらいたいとしばしば思うが、家族状態を見ればとても手助けを頼める家族はいない。私が一人でやるしかない。こんな状態いつまでもつやら、私自身は認知症ではないようだが、60歳過ぎてやたらと物忘れは多くなり、年取ったなと思うことはしばしばだ。
「アー、あれなんだっけ、あれあれなんだっけ、と言っているうちはまだいい、そのうち過ぎてしまってからやっと思い出し、覆水盆に返らず、あとの祭りでしょげる、さらに忘れたまま思い出すこともなく、そのうち忘れたことも忘れる。」綾小路きみまろがそう言ってる。
我が家が貧しい証拠として、役所の障碍者福祉窓口にて、「NHK受信料減免措置」を申請した時、世帯の年収により、1減免不可、2半額免除、3全額免除のいずれかになるのだが、職員からお宅は全額免除ですと、あっさり言われ、やっぱ我が家は貧しいな、と再確認。多分来年からNHK受信料ただらしい。まあその点はよかったと言えよう。
〇面倒くさい手続き
福祉関係の手続きの面倒臭さを示す一例を述べます。
自動車税の減免措置:障害者を通院させるため等により、自動車の名義が障碍者(ただし4級は除くので妻はだめ)なら自動車税1台分を免除するというもの。
手続き:
①各都道府県財務事務所にて、
1車検証(障碍者本人名義、障碍者が子供なら親名義でよい)、
2障碍者手帳(4級ダメ)、
3運転する人の免許証、
4生計同一証明書(市役所にて、運転者と障碍者の身分証提示により発行)
・以上を持参して、その場で申請書を記入する。
まず自動車車検証が障碍者本人でないことが多いでしょう。そうすると車検証の名義変更手続きが必要。
②陸運局
1車検証
2印鑑登録証明書:障碍者
3印鑑登録した実印:障碍者
4印鑑登録証明書:旧名義人
5印鑑登録した実印・旧名義人
・以上を持参して、その場で申請書、譲渡書等数枚記入提出。印紙代¥500支払い。
↓
印鑑登録していないときは、印鑑登録手続き必要。
③役所
1印鑑登録したい実印:障碍者
2印鑑登録用委任状:障碍者本人を役所に連れて行くのが大変だと代理人が本人自筆の委任状を持参、役所ホームページよりダウンロード印刷。印刷できないときは役所に印鑑登録用委任状を受け取るためだけに、もう一回余分に役所に行くことになり、ますます煩雑。
3障碍者の身分証:障碍者手帳等
4代理人の身分証:免許証等
・以上持参して、その場で申請書等記入提出、代理人持参の場合、その場では申請のみ受け付け、後日「印鑑登録確認回答書、委任状」郵送。
このとき車検証の旧名義人の印鑑登録カード¥300や印鑑登録証明書¥300も申請し、受け取ること
生計同一証明書(障碍者福祉)も申請し受け取ること
④また役所、あるいはまたまた役所かも
1「印鑑登録確認回答書、委任状」:本人自筆を代理人持参
2代理人の身分証
・その場で申請書等記入提出
↓
⑴ 印鑑登録カード¥300
⑵ 印鑑登録証明書¥300
更に実印ハンコ自体がない場合、ハンコ屋に注文します。
⑤ハンコ屋
・実印代金¥7000~¥10000以上(私が子供の実印を作った時、¥10560)
↓ 数日かかる
⑴ 実印
以上ですが、
☆これを実際の時間経過場面通り並べ替えると以下です。
⑤ハンコ屋
・実印代金¥7000~¥10000以上(私が息子の実印を作った時、¥10560)
↓ 数日かかる
⑴ 実印¥10560
↓
③役所
1⑴印鑑登録したい実印:障碍者
2印鑑登録用委任状:障碍者本人を役所に連れて行くのが大変だと代理人が本人自筆の委任状を持参、委任状は役所ホームページよりダウンロード印刷すればよいが、それができないと、ただ委任状を受け取るためだけに、もう一回余分に役所に行くことになる。ますます煩雑。
3障碍者の身分証:障碍者手帳等
4代理人の身分証:免許証等
・以上持参して、その場で申請書等記入提出、代理人持参の場合、その場では申請のみ受け付け、後日「印鑑登録確認回答書、委任状」郵送。
・このとき車検証の旧名義人の印鑑登録カード¥300や印鑑登録証明書¥300も申請し、受け取ること
・生計同一証明書も申請し受け取ること
④また役所
1「印鑑登録確認回答書、委任状」:本人自筆を代理人持参
2代理人の身分証
・その場で申請書等記入提出
↓
⑵ 印鑑登録カード¥300
⑶ 印鑑登録証明書¥300
②陸運局
1車検証
2印鑑登録証明書:障碍者
3印鑑登録した実印:障碍者
4印鑑登録証明書:旧名義人
5印鑑登録した実印・旧名義人
・以上を持参して、その場で申請書、譲渡書等数枚記入提出。印紙代¥500支払い。
①各都道府県財務事務所にて、
1車検証(障碍者本人名義、障碍者が子供なら親名義でよい)、
2障碍者手帳(4級ダメ)、
3運転する人の免許証、
4生計同一証明書(市役所にて、運転者と障碍者の身分証提示により発行)
・以上を持参して、その場で申請書を記入する。
☆総括
私の場合、あっちこっちの役所を回り、大変、もう二度と、こんな煩雑な手続きはしたくない。もううんざり、費用¥12260。
こんな煩雑だと、不正請求は減るのでしょう。お役所関係の書類はとにかく面倒くさい書類をあっちこっちから手間暇かけて集めないと、申請提出できない。うんざり。
運転するのは私で障害のある子(成人)ではなく、車検証の名義は普通、運転者だろうに、それでも車検証の名義を障碍者の成人にするのは、きっと不正申請を減らすためと、後々に不正でないことを確認しやすくするためだろう。不正防止と後々までの確認しやすさのため、福祉関連申請は面倒くさくしてあるのだろう。でもそれって、ひねくれ根性の意地悪な見方をすれば、不正申請以上にあまりの面倒くささにあきれて、申請をあきらめやすくし、なるべく取らせたくないんじゃないかと勘繰りたくなる。福祉制度としてはあるので、政治家は立派な制度があると誇らしげにいばっても、現実には入口を狭め取らせまいとするのだ。それって関西のどこぞの市が、窓口でなるべく生活保護を取らせないようにしていたという話みたいなことだ。
あとまだ、役所の職員がパソコンでデータを閲覧すれば、すぐ確認できることでも、この件に関しての申請手続きは、紙の書類をどこぞの役所から手に入れて提出してもらわないと、受理できませんといわれることもしばしばだ。ちょうどマイナンバーカード持ってみても、ポイントをもらえる以外、何の役にも立たず、結局、昔ながらに、各役所の担当課を回っては、必要書類を申請提出して書類を受理していくしかないときている。まあこの件に関しては、大変な努力で徐々にデジタル移行していくのだろう。ちなみに私はクレジットカードを持っていないので、マイナンバーカードを取得したが、1ポイントももらってない。
家族の誰ぞが福祉のお世話になると、福祉関係のケアマネージャーさんを紹介される。ケアマネージャーさんがあれこれアドバイスをくれたり、役所関係の福祉手続きを進めてくれるので、福祉の支援が受けられるようになるのだが、ケアマネージャーさんの話をちらっと聞くだけでも、あれこれと複雑奇々怪々な書類や役所での手続きの数々があるようで、相当ややこしいようだ。これらをケアマネージャーさんがやってくれるので、福祉サービスを受けられるのだが、家族のところへもドサドサと書類が役所から送られてきて、期日までに記入提出しないといけないし、うちの場合家族数人分の書類が来るので、誰が何の書類だか、とっちらかってしまう。そしてこれらの書類を申請提出するためには、結局別の書類もあちこちの役所に行って申請し受け取ってこないといけなくなる。例えば家族全員分の所得証明書等だ。成人した子の中には、別自治体に住んでいた過去があり、そこの役所へ郵便請求で郵便小為替を同封して、書類申請が必要になったりする。郵便小為替は郵便局で平日16時までしか扱っていないので、16時過ぎに行って、「また明日。」と言われたことがある。また小為替は手数料が数百円ほどかかる。役所へ郵便請求するときは、その役所のホームページを開いて、必要な郵便請求申請書類をダウンロード印刷することになる。
〇なんだかもやもや、ぜいたくでわがままな発言だけど…
役所の福祉関係の職員の対応はいつも丁寧で親切だ。我が家が貧しいからといって差別も受けない。しかし自分の側に、人様のお世話を受けないと生きていけないといううしろめたい暗さがある。我が家はどうしても役所の福祉の世話を受けないと生計が成り立たない。いつも家庭には訪問看護やヘルパーさんが入ってくれている。いつも「お世話になっています。ありがとうございます。」を連発する。頭が下がる。その費用は年収や要介護度に応じるのだが、貧しい我が家では家計が成り立つ範囲で、いろいろしてもらっている。
ふと過去に見たシーンを思い出す。それは車いすに乗った女の子が他人とやりとりをして介助を依頼する場面で、女の子に付き添っていた大人が「ありがとうございますは?」と女の子に促したのだが、女の子はすぐに感謝の言葉とお辞儀ができなかった。きっとあの女の子は他人に何でもかんでも感謝の言葉とお礼をして、他人様のお世話を受けなければ生きていけないという生活が嫌だったのだろう。ちょうど今の私の気持ちだ。これから私は一生、他人様に頭をぺこぺこ下げ続けて生きていくしかないのだ。なぜこんな運命に成り下がったのだ。運命を呪いたくなる。いっそ我が家に火を放って一家心中した方がお国や他人様のためになるだろうに、我が家のような年金頼みの生活者は「姨捨山」に捨てられれば、国の予算の32兆円ほどが浮き、赤字国債の発行をやめられるかも。しかも現役世代の負担も減り、ほっと一息つけるだろうに。このお国にとって、高齢者や障碍者を養うために、相当な無理をしないとやっていけない現実がある。といって差別禁止や基本的人権をたてまえにすれば、我が家のような生きていても役に立たない奴らを、国民は養うしかないのだ。私は後ろめたい思いを引きずったまま、人様に頭をぺこぺこ下げ続けて生きていくしかないのだ。たとえは沖縄の人たちには悪いかと思うが、沖縄の人たちは米軍基地無くして経済生活は成り立たないが、それでもやっぱり基地には反対という感じかな。
超ワガママですが、私は、福祉や役所無くして生きていけないが、それでもやっぱり福祉なんて大嫌いだ。福祉や役所のお世話にならずに生きていけるのは幸せです。