やまびこ

日々感じたこと、思ったこと等を、撮影した写真とともに、徒然に日記風に書いています。

2006/1/21(土)男たちの大和

2006-01-21 14:21:39 | 日記
2006/1/21(土)男たちの大和

 きのう休みだったので、横浜まで映画を観てきた。「男たちの大和」。よかった。映画を観るのも半年振りぐらいかな。観客は、平日のためか、中高年が多くてすいていた。(20人程度)

 「世界最大最強の戦艦と謳われながらも、さしたる活躍の場を与えられず約3,000名の命とともに東シナ海に散った戦艦大和。この大和の真実を綴った辺見じゅんのドキュメントを、『人間の証明』の佐藤純彌監督が総制作費25億円という壮大なスケールで映画化した。約6億円をかけて作り出されたというセットは想像を超える迫力だ。そして物語の後半、水上特攻の命を受け、なす術もなく沈んでいく大和の姿にただただ圧倒された。わずか15,6歳の少年たちが、どういう思いで戦ったのか?戦後60年を迎える今だからこそ、改めてその意味を考えてみてはいかがだろう。出演者は反町隆史、中村獅童、鈴木京香、仲代達矢、渡哲也など豪華な顔ぶれ。-gooの映画解説より-」

 やはり戦争はひどいものだと改めて想った。戦闘場面では航空機の援護もなく、まるでリング上でボクサーがサンドバッグのように滅多打ちにされているようで、この作戦が本当にひどいものだとつくづく感じた。出航前に大和の高級参謀達が、海軍のトップ達が何故後ろに引っ込んでいて(安全な防空壕にいて)最前線に出てこないのかと詰め寄る場面があったが、司令部から来ている人たちは答えられなかった。これは、今の社会(世の中)でもこの体質が消えていない様に思う。トップが安全な場所から、言うだけ。逃げ道を作って、決して責任をとろうとしない。

 最後に大和から生きて帰った仲代達矢が、言う。この60年俺は何のために生きてきたのか判らなかったけれど、大和で散った人たちが居てどんな思いで死んでいったのか、この事実を風化させないために生かされたのだと。いつの時代も弱者がひどい目に合わされる。

 

 
 
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