見出し画像

Log Book

出光美術館 『美の祝典3 江戸絵画の華やぎ』

東京国立博物館の『ほほえみの御仏』展に行ったのですが、
あっという間に見終わってしまったので、
出光美術館に取って返して『美の祝典Ⅲ 江戸絵画の華やぎ』のハシゴ。

って言うか、
美の祝典Ⅰ やまと絵の四季
美の祝典Ⅱ 水墨の壮美
も行って、《伴大納言絵巻》の上巻と中巻を見ていたので、
下巻を見ないということは無いよね(笑)

東京国立博物館の『ほほえみの御仏』展は空いていましたが、
むしろこっちの方が、観客が多かったかも。

《伴大納言絵巻》は、なるほどな~と言う感じですね。
そもそも絵巻は、話がきちんと流れているものですが、
上中下と全て見てみて、描かれている中身の正否はわかりませんが、
物語としては、きちんと繋がるなぁと思いました。
また、描かれている人々の表情も豊かで、
1000年位前に、よく描いたなと思いました。

それ以外では、酒井抱一の《紅白梅図屏風》が見事。
銀地の屏風というのが、すこし珍しく無いでしょうか?
右隻左隻で、それぞれ紅梅、白梅を描き分けていて、
中でも、白梅のほうが、何か見事に感じましたね。
銀地に白梅って、目立たないかなぁと言う感じですが、
そうでもありませんでした。

あとはやっぱり、同じく酒井抱一の《風神雷神図屏風》。
尾形光琳の作品の模写ですが、
そもそも、尾形光琳の風神雷神図屏風も
俵屋宗達の風神雷神図屏風の模写なんですね。
そこまでは知らんかった。不勉強でした。
酒井抱一の風神雷神図屏風は、どこかしら漫画チックに
感じるのは気のせいでしょうか?

そしてもう一つ、《八ツ橋図屏風》。
これも、酒井抱一が尾形光琳の作品を模写したんですよね。
テレビ東京の番組でやっていたのを思い出しました。

それにしても、まんまと(失礼!)出光美術館の策略の乗せられて、
美の祝典、全部来ちゃったよ(苦笑)








名称開館50周年記念 美の祝典Ⅲ「江戸絵画の華やぎ」
会期2016年6月17日(金)~7月18日(月・祝)
会場出光美術館
当日観覧料一般1000円、大学・高校生700円、中学生以下無料
開館時間10:00~18:00(金曜日の延長開館無し)
※入館は閉館の30分前まで
休館日毎週月曜日(7月18日は開館)
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「美術館・博物館」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事