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東京藝術大学 契丹展記念講演会 『契丹! 草原王朝はこんなに凄かった』

今日は大忙し。

午前中、第一生命館でマッカーサー記念室一般公開に行った後、
午後は、東京藝術大学で契丹展記念講演会を聴講です。
記念講演の聴講には、契丹展のチケット(半券可)が必要ですが、
半券は、当日でも無くてOKです。

「先着150名」と言う事なので、もれたら嫌だなぁと思って、
開場時刻の13:30には到着していたんですが、杞憂だったようです。

今回のテーマは、「契丹! 草原王朝はこんなに凄かった」。
九州国立博物館の市元塁氏による講演です。

正直、今回の契丹展を見るまでが、契丹は素朴な遊牧民だと
思っていたんですが、今回の展覧会でその印象は一変しました。
唐時代の文化を継承した、華麗で壮麗な文化の国家だったんですね。
その証拠(?)でも無いのかもしれませんが、ロシア語のキタイ、
英語のキャセイは、契丹から来ています。
1000年も後の時代の言葉にその名を残しているということは、
1000年前のその当時は、かなりの影響力を有していたと言う事ですよね。

今回の講演で驚いたのが、鮮卑~唐~契丹に至る国家は、
北方系の鮮卑族による国家だということ。
鮮卑と契丹が、北方系民族の国家であることは知っていましたが、
唐まで北方系民族の国家だとは知りませんでした。
完全に漢民族の国家だと思っていました。

この講演を聞いて、再度、契丹展を見ると、
より一層理解が深まると思います。
所々笑いのある、中々面白い講演でした。
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