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東京国立博物館 『古代ギリシャ展』

今日は、先月21日から東京国立博物館で開催中の
『古代ギリシャ展』に行ってきました。

古代ギリシャと言う事で、好きな人は好きそう。
“混んだら嫌だなぁ”と思いながらも、
会場到着は、10:15a.m.ごろ。
心配には及びませんでした。
あまりに混んでいなかったので、逆に拍子抜けするほど。
もちろんガラガラということはなく、適度な客の入りですが、
それでも、思ったより空いていたなぁ。

ミノス文明、ミケーネ(ミュケナイ)文明と言うのは知っていましたが、
キクラデス(キュクラデス)文明と言うのは知りませんでしたねぇ。
歴史に関する学校教育は、時代の進みとともに、
結構変更があるようですからね。
古代ギリシャじゃ無いですが、鎌倉幕府成立は1192年じゃなくて、
それよりももっと前、1185年説が有力になって、
教科書にもそう書かれているそうですから、
古代ギリシャの文明について、変更があっても不思議じゃないです。

何とも抽象的な人間を模った大理石像が興味深かったです。
なんとも不思議な像でした。

ミノス文明の牛頭形リュトンも凄いですね。
紀元前1450年頃に作られたものだとは思えないほど、見事。
OOPARTSじゃ無いんですか?(笑)

それと、今年がリオ・オリンピックの年で、
2020年には東京オリンピックが行われると言う事で、
古代オリンピックについての展示も、
1セッション設けられていました。
古代オリンピックを模した映像も放映されていたんですが、
俳優さん達・・・、もう少し鍛えてください(苦笑)

そして改めて気が付かされたのが、古代ギリシャから、
マケドニア王国のアレクサンダー大王に、
歴史は繋がるということ。
マケドニア王国では金細工が盛んなんですが、
粒金細工、見事でした。
マケドニア王国の黒海沿岸で盛んだったですよねぇ。

あ、そうだ。
世界史でならった陶片追放ですが、本物の陶片は初めて見ました。
残っているんですね。

今回は、音声ガイドをレンタル。
俳優の市村正親さんがメインのナレーターなんですが、
今回はその他に4人ものナレーターもいる、豪華編成。
通常、メインナレーションに俳優が来た場合、
サブに来るのはプロのナレーターで、1名くらい。
それが、4人もサブが付くのは凄いです。
なんで、そう言う編成に成ったんですかね?

今回の古代ギリシャ展では、
ギリシャの古代史を改めることが出来て、
非常に勉強になりました。
そのせいか、中学生くらいの学生が多かったですね。
入場無料だしな、いい勉強に成るよね。










名称古代ギリシャ -時空を超えた旅-
http://www.greece2016-17.jp/
会期2016年6月21日(火) ~9月19日(月・祝)
会場東京国立博物館 平成館
当日観覧料一般1600円、大学生1200円、高校生900円、中学生以下無料
東京都美術館で開催中の「ポンピドゥー・センター傑作展」の半券提示で、100円引き
開館時間9:30~20:00
(ただし、会期中の土・日・祝休日は18:00まで、金曜日および7・8月の水曜日は20:00まで開館)
※何れも入館は閉館の30分前まで
休館日月曜日
(ただし7月18日(月・祝)、8月15日(月)、9月19日(月・祝)は開館。7月19日(火)は休館)
巡回展[長崎展]長崎県美術館 2016年10月14日(金)~12月11日(日)
[兵庫展]神戸市立博物館 2016年12月23日(金・祝)~2017年4月2日(日)
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