見出し画像

Log Book

国立新美術館 『ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち』

三連休中日!
と言う事で、今日は国立新美術館で開催中の
『ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち』に行ってきました。

「バロックだから、大丈夫だろう」と言う読みの下、
開場から少し経った、10:30a.m.頃到着。

同じく国立新美術館で開催されている『ルノワール展』が、
入場待ちが出来るほどの大行列。
チケット売り場では“10分位“とか言っていましたが、
あの行列で、10分で中に入れるのかな?

他方、こちらの『ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち』ですが、
空いています。
読み通り(^^)v
って言うか、『ルノワール展』、早く観に行っていて良かったぁ。

見どころは何と言っても、
ティツィアーノ・ヴェチェッリオの《受胎告知》
作品サイズも大きいことがあって、この作品だけ、
で~んと、会場の奥深くに設置されていました。
バロックと言うと、何と言うか、独特のタッチですが、
この作品は、後の印象派に繋がる、馴染みのある
絵画のタッチですね。

その他、興味深かったのは、
アントニオ・デ・サリバ(別名アントネッロ・デ・サリバ)の
《受胎告知の聖母》
普通、受胎告知というと、聖母と受胎を告げる天使が
描かれているものですが、これは、こちらを向いた聖母だけ
描かれています。
見ている観客が天使の役と言うことなんだそうです。

ティツィアーノ・ヴェチェッリオと工房の《ヴィーナス》ですが、
こう言うヴィーナスは、初めて見る気がしました。
ボッティチェッリの《ヴィーナスの誕生》のヴィーナスと違い、
こう言うヴィーナスも良いですね。

ヤコボ・ティントレット(本名ヤコボ・ロブスティ)の《動物の創造》
これは、キリスト教で言うところの、神による動物の創造を
描いた作品なんですが、こう言ったらなんですが・・・、
魚の描写が微妙。
現代だったら、画伯認定ですね。

あ・と・は・・・、
絵画作品ではないんですが、画家のヴィットーレ・カルパッチョ。
カルパッチョって・・・。
失礼。

今回も、音声ガイドをレンタル。
ナビゲーターは石坂浩二さんでしたが、
中々上手でした。
でも、昨日の『古代ギリシャ展』では520円だったのに、
今日のは550円なんですね。
昨日の方が、出演者数も多くてコストが掛かるのでは?
と思うんですが。

そうだ。
来た時は入場待ちの行列があった『ルノワール展』ですが、
帰るときには、行列は無くなっていました。
でも、中は、混んでいそうですね。








名称日伊国交樹立150周年特別展
アカデミア美術館所蔵
ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち
http://www.tbs.co.jp/venice2016/
会期2016年7月13日(水)~10月10日(月・祝)
会場国立新美術館
当日観覧料一般1600円、大学生1200円、高校生800円、中学生以下無料
開館時間10:00~18:00
金曜日、8月6日(土)、13日(土)、20日(土)は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日毎週火曜日休館(ただし、8月16日(火)は開館)
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「美術館・博物館」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事