長い会期のヒカリ展に行ってきました。
テレビで、「ヒカリが、キレイです」なんて、
結構、宣伝したりしているしね。
開場時間を間違えていた・・・。
科博って、9時開場なんですね。
何回来ても、忘れてしまいます。
科博に向かう途中、何やら学生の集団がいて、
「うわっ!マヂ?学生が入るの?!」
と思い、回避しようかと思ったんですが、
曇天の中、せっかく来たので決行することにしました。
結論としては、学生の集団は、どこかに行っていませんでした。
むしろ、中は空いていて、非常に見やすい!
一つ一つの解説を見ていたら、恐らく二時間コース。
でも流石にやり過ぎなので、少し端折りながらみました。
入口は、光る繭の天井です。
静止画しか撮影が許可されていないので、静止していますが、
光っている繭が、増えたり減ったり、ブリンクしています。
『ヒカリ展』と言うタイトルですが、“ヒカリ”を
非常に幅広く捉えているようです。
まずは、宇宙とヒカリと言う事で、宇宙空間のことや、
宇宙観測のことについての展示エリアです。
宇宙については、『宇宙博』でも見ているので、
端折りながら通過。
でも、『宇宙博』では無かった、オーロラの展示には、
少し見入ってしまいました(笑)。
これは、人口オーロラです。
真ん中にある金属の球体の表面に、
紫のプラズマが浮かんで、光っています。
こちらは、LED。
可視光域のLEDはよく見えますが、赤外あるいは紫外のLEDは、
やっぱり見えませんね。
って言うか、光っているのかな?
あ、そうそう。
ここではありませんでしが、今回、ノーブル物理学賞を受賞した、
青色LEDの三人、赤崎勇氏・天野浩氏・中村修二氏を研究を説明する
パネルも、会場に(当然)ありました。
急遽作ったためか、会場と行っても、だいぶ外れの方でしたが。
これは、方解石の二重屈折を説明する展示。
方解石を通して見える文字が二重に見えますが、正しいです(笑)。
こちらは通称テレビ石、ウレキサイトと言う鉱物。
石を通して、向こう側の文字が見えることのデモ。
「光ファイバー」効果だそうです。
たしかに、クッキリと向こう側の文字が見えます。
この後、レーザー光を用いた、光の回折のデモが有ったんですが、
うまく写真を取ることが出来なかったので省略。
あと、後で写真を見返したら、キャプションが解読不能な物があり、
その写真は、UPしていません。
こちらは、蛍光灯のスペクトル。
そしてここから、テレビなどでやたらと宣伝される、
光る石のエリアに入ります。
何れも、光った状態の石です。
で・・・、冷静に考えてみると、可視光下での状態の写真も
撮るべきでしたね。
ちょっと失敗。
「アダム石」「オパール」「オパール」「オパール」「玉翠」
「毒重土石」「ジルコン」「方ソーダ石(ハックマン石)」「珪灰石」「含マンガン方解石」
「灰重石」「灰重石」「灰重石」「灰重石」
「オパール」「オパール」「オパール(玉滴石)」「霰石」「珪亜鉛鉱」
「蛍石」「蛍石」
物凄く淡い光です。
「木村石」「曹柱石」「リシア輝石」「石膏」
「象の臼歯」「コランダム(ルビー)」「蛍石」「蛍石」「蛍石」
象の臼歯が光るとは、驚きです。
「オパール」「コランダム(ルビー)」
「方解石」
「コランダム(ルビー)」「蛍石」
全部「珪亜鉛鉱」
場面は変わります。
これは、光るさんご。
青色の光を当てると、光るそうです。
そして、いよいよ真打ち!
光る繭です。
黄色・オレンジ・赤が成功しているようです。
これが、その遺伝子組み換えが行われた蚕、と言うか、蛾。
目が、赤く光っています。
目の色は、生成する繭の色と同じで、
これ以外に、黄色っぽかったり、オレンジだったりもします。
そして、光る絹糸を使ったショール
蛍光色にひかっています。
ランプシェード。
そして、ドレス。
光る前
光った後
蛍光色がキレイです。
遺伝子組み換えで光っているので、放射能には関係ないですが、
時計の蛍光塗料って、昔は放射能があったりしたので、
そのイメージが抜けなくて、これを見て「大丈夫か?!」と
無駄に思ってしまいました。
そしてこちらが、光る花トレニアです。
ちょっとガラスが反射してしまい見難いですが、
左が光る花、右がノーマルです。
そしてこちらが、可視光下のトレニア(ノーマル)
この後、再び、JAXAの展示などがあり、第一会場は終了。
第二会場に向かうと、こんな光る繭を使った展示。
時節柄、クリスマスツリーです。
フィルタを通すと、少しカラフルに。
上がフィルタ無し、下がフィルタあり。
フィルタ無しもクールで良いですし、
フィルタありも暖かくて良いですね。
見ごたえあり。
もう一回行ってもいいかなぁ。
普段は買わない、図録も買っちゃったよ。
名称 | ヒカリ展 光のふしぎ、未知の輝きに迫る! http://hikari.exhn.jp/ |
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会期 | 2014年10月28日(火)~2015年2月22日(日) |
会場 | 国立科学博物館 |
当日観覧料 | 一般・大学生1600円、小・中・高校生600円 その他、金曜限定ペア得ナイト券2000円などあり。詳細はHP参照 |
開館時間 | 午前9時~午後5時(金曜日は午後8時まで)。 ※入館は閉館時刻の30分まで。 ※4月26日(土)~5月6日(火・休)の間は午後6時まで、ただし、5月2日(金)は午後8時まで |
休館日 | 毎週月曜日(祝休日の場合は開館し、翌火曜日が休館) ただし、12月28日(日)~1月1日(木・祝)。ただし、12月22日(月)、1月5日(月)は開館 |