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シロガネの草子

皇嗣妃殿下の加賀友禅の訪問喜と、嗚呼・・・・悲しいかな ~活躍されておられた先生方が突然に~


高畠華宵《傍流・挿絵》

嗚呼・・・・まことに世は無常。


高畠華宵《傍流・挿絵》

先月はシロガネが若い頃に大好きで読んでいた『砂時計』の作者、芦原妃名子先生が突然に世を去られ、


今月は何と『ドラゴンボール』の作者鳥山明先生その突然の訃報に驚き受け止めるのがやっと・・・・いう所に『ちびまる子ちゃん』の声優のTARAKOさんが亡くなったという・・・・速報。どうしてこんな悲しい事が連続として起きるのだろうと、心乱るる思いです。



島成園《灯籠流し》

『砂時計』はドラマ化もされましたが、最初にその作品と出会ったのは、


妹が読んでいたのをちょっくらと、シロガネも読んで見たら世界観にドはまりしました。一時期は全巻持っていました。最初『セクシー田中さん』の作者と伝えられていましたから分からず、でも何か聞いた事ある名前だな、と思ってネットで調べたら『砂時計』を書かれた芦原妃名子先生だと分かり衝撃を受けました。

原作通りにという最初の強い願いを、打ち砕かれ最終回の2話の脚本は何とご自分で書かれたという・・・・忙しいのに良くそれがお出来になったものです。又それを何とかという脚本家がXで不満をぶちまけて、先生が実はと、理由を打ち明けられたという事ですが、何という事でしょうか・・・・一部Xでは炎上もしていたと言います。

『吉原炎上』のラストシーン

先生自らが責任を取る形で自ら命を・・・・こんな酷い出来事があるでしょうか?『砂時計』の世界に入り込んで読んでいました。


あれだけの繊細な世界を描かれる方でしたが、きっと耐えきれない思いがあったのでしょう。


木谷千種《傘の雪》


でも主人公の杏の母親が自殺して杏はどれだけ心に傷をおったかを描いたのに、その後婚約者に婚約破棄された後、杏も母親と同じ自殺未遂を・・・・・だからこそです。

長年読んでいなかったので、忘れている所も多々ありウェキペリアで調べましたが、アァそうだったと思い出す事しきりです。何故ハマッたのかは、ちょうど大人になった主人公達・・・・杏や大吾達がシロガネと同世代だったから社会人となった彼らの心情がスッと入って行ったからでしょう。


世界に衝撃を与えた鳥山明先生の急逝。もうねシロガネ世代はガチの『ドラゴンボール』ですから本当にびっくりしました。


初期から一番面白かった所から見てましたから、思いは深く何とも信じられない思いです。

『アラレちゃん』放送の当時は小さかったのでうすぼんやりの記憶でしたが・・・


☝️と同じ枕、持っていました。田舎の祖父の家でシロガネ専用の枕でしたので凄く覚えています。ネットで探してもなかなか見つからず記憶違いかなと思っていたらひょっこり画像が出てきて超懐かしかったです。様々思い出が甦ってきました。

『アラレちゃん』は小中学生の頃は夏休みと冬休みで必ずこれでもかと再放送しておりましたから、良く見ていました。



それにしても良く何年も繰り返し再放送していたと思います。

『ドラゴンボール』コミックは従兄弟が持っていましたので、従兄弟の家で読みふけっていましたが、絵が繋がるようになっていましたね。小学校でもアニメ放送の次の日は話題になって皆と話していました。




悟空がいつの間にか父親になっていてあの当時、頭が混乱しました。

『ちびまる子ちゃん』も始めから見ていました。


シロガネ世代はこっちが一番印象深いです。ポンポコリンはエンディングでした。

ポンポコリンの歌が流行って大ブームでした。最初見た時はシロガネはまる子と同じ小学校三年生でしたから感慨深いですが、余りの突然の訃報でこれからどうなるのだろうと、『ちびまる子ちゃん』の行く末が気になります。まる子の声はTARAKOさん以外あり得ない。ですので・・・・


ズバリ!AIで声を復元してゆくしかないでしょう。

それかHDリマスター版を製作して第一話から再放送すれば後30年以上放送できます。それにしてもあの頃の漫画家の先生方は皆手書きだったのです。鳥山明先生は数多くの漫画家のなかで抜群のセンスの絵を描かれる方でした。

改めて芦原妃名子先生、鳥山明先生、TARAKOさんのお三方のご冥福をお祈りします。


幼少期から青年期迄歩んできた漫画を描かれた先生方が突然に逝ってしまわれた。令和の御代は何と無常でありましょう。・・・・悲しみに涙が溢れそうです。


前田さん(伝説と言われるアノ回はリアルタイムで見ていました)


あぁ・・・・無情





高畠華宵《傍流・挿絵》

・・・・シロガネとほぼ同じ顔のミギワさん。


シンパシーを感じております。


深谷美保子《落葉を聞く》

凄く長くなりましたがいよいよ本題に入ります。

お忙しい皇嗣両殿下は・・・・

3月7日に東京都港区の明治記念館で行われた若手の研究者を顕彰する『日本学術振興会賞』と『日本学士院学術奨励賞』の授賞式にご出席されました。

皇嗣妃殿下の辺り払うような美しきお姿。


公式写真

一方皇后様は辺りに圧迫を感じさせるお姿。凄いです。


『すごいよ!!マサルさん』


授賞式の後レセプションに参加されて授賞者と懇談される両殿下。今回の授賞式で妃殿下は加賀友禅を召されました。妃殿下の加賀友禅というと・・・・


平成4年(1993年)大相撲夏場所にお出ましになられた妃殿下。鶸色の加賀友禅の訪問着を思い出します。


皇嗣妃殿下は、加賀友禅の訪問着を召されていますが今回の訪問着は新しく購入されたものだとばかり思っておりました。でも良く良く拝見すれば・・・・

良く良く拝見すれば・・・・


アレ?


同じ鶸色だ!


間違いなく同じですね。


シロガネは、この加賀友禅の訪問着の写真は記憶していましたが、最初は光の加減でしょう、クリーム色とばかり思っていましたので、


同じ訪問着とは思ってもみませんでした。よもやよもや30年以上前の訪問着を又人知れずさらりと何気なくお召しになられるとは・・・・大変驚きました。一部では浪費等いわれの無い非難を浴びている妃殿下です。しかしこのお方は人知れずどれだけの努力を重ねてきた事でしょう。今回の加賀友禅の訪問着で又妃殿下の人知れずの配慮というものを見て取れました。

コートでは誰でもひとり ひとりきり
わたしの愛も わたしの苦しみも
誰も わかってくれない
きらめく風が走る 太陽が燃える
唇に 薔薇の花びら
わたしは飛ぼう 白いボールになって
サーブ スマッシュ ボレー
ベストを尽くせ
エース エース エース
エースをねらえ!

コートではいつもひとり ひとりきり
わたしの恋も わたしの涙も
誰も わかってくれない
きらめく雲が走る 青空がまわる
ラケットに 虹色の花
わたしは飛ぼう 白い蝶々になって
サーブ スマッシュ ボレー
ベストを尽くせ
エース エース エース
エースをねらえ

きらめく風が走る 太陽が燃える
唇に 薔薇の花びら
わたしは飛ぼう 白いボールになって
サーブ スマッシュ ボレー
ベストを尽くせ
エース エース エース
エースをねらえ!』

側近の話では「加賀友禅を着られています」と話したという事ですが、それなら「30年以上前の加賀友禅の訪問着」だと伝えれば良かったのに、たく使えない側近です。まぁ妃殿下のお着物をストーキングするのが趣味なシロガネでさえ最初はそれと、気が付かなかったのですから、無理の無い事です。

妃殿下がお召しになられた加賀友禅の柄は春秋の草花を配したものですから、夏でも冬でもどちらとも着られるものですね。もしかしたら宮家に上がらる時にお持ちになられたのではないでしょうか。

妃殿下もお着物は、もう100枚近くお持ちになられても全然不思議ではないのに良く覚えておいでになったものです。素晴らしい記憶力でいらっしゃいますが、本当にお着物を愛しているのでしょう。


島崎柳塢《春日少女》



帝国ホテルで開かれた日本とブルネイのレセプションに参加された皇嗣殿下とブルネイ皇太子殿下




参考 天皇陛下とブルネイ皇太子殿下



参考 両陛下とブルネイ皇太子両殿下。あ!皇后様の首がない?!





小林古径《極楽井》



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コメント一覧

うさぎ
シロガネ様
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
お仕立ての方が あの着付けを見て何とか工夫して見映えよくして差し上げたいと思われないのかなとも 思っています。
まあ洋装も ワンパターンで デザイナーの方もやる気が出ないお客様なのでしょうかね。
ご本人がこれでいいと言われればそれまでですから。
なんともはや シロガネ様も言われる通りガツンと言ってくれる人が現れますようにと切に願います。 
abcdefghij
うさぎさん申し訳ありません。シロガネは着物を染める方の仕事をしておりましたから、仕立てや着付けには詳しくはないのです。

皇后様の着物姿は確かに体型でしょうか、うさぎさんが思っている通りの事をシロガネも同様に見ております。袖が短いと余計肩の部分がそう見えて仕舞うので、いっそ振袖の方がいいのではと、思っております。

着物の反物の巾は決まっておりまして、訪問着の場合いは1尺巾と振袖の場合は1尺3寸から1尺5寸と位でさから、振袖の方が反物の巾が広いのです。ですので、振袖用の反物で訪問着を作れば可能かと思います。

何とも心細い答えで申し訳ありません。

これからも当ブログを宜しくお願いします。
うさぎ
シロガネ様が帰ってこられて嬉しいです。
着物にお詳しいシロガネ様に お教え頂きたいとかねがね思っていることがあります。
皇后の左右の肩幅が違うために右腕がにょきっと出てしまわれています。
上手く言えないのですが右側の反物の幅を広くして仕立てるようなことはできないものなのでしょうか?
素人考えですみません。
余りに見苦しいのでいつも気になります。
abcdefghij
アールさん、鳥山明先生やTARAKOさんの訃報を聞きまして、一つの時代が終わったのだと感じております。小学生の頃に楽しんで見ていたアニメが世界中にその名を轟かせる程又30年以上続くアニメになるとは・・・・思ってもいませんでした。だからこそ一番面白い時をリアルタイムで見ることが出来て良かったです。

皇嗣妃殿下のお着物姿はやはり美しいです。ご自分のものとされていらっしゃるのが素晴らしくいらっしゃる。これも妃殿下の長年の積み重ねの証拠でしょう。お若い時から外国でも良く召されて、皇嗣殿下が足の長い方でサッサと歩かれる方ですから後に続かれるのも大変だったでしょうが、そこから逃げられず、着物を着続けられたのはご立派としか言いようもありません。

寒い日々が続いております。アールさんもお身体に気を付けられて下さい。
アール
芦原先生の件は、本当に悲劇だと思っておりましたが、鳥山明先生、TARAKOさんもお亡くなりになるなんて。
特に鳥山明先生は子供時代に洗礼を受けた子供は多いでしょう。
私も、小学生時代だったと思いますが、子供心にも漫画にしてはオシャレな画風、構成だなと思っていましたら、元はデザイン会社にいらしたようですね。
夢のある世界をわくわくして楽しませて頂きました。
TARAKOさんもショックを受けました。
「ちびまる子ちゃん」は、さくらももこ先生が若くして亡くなられましたが、TARAKOさん達声優の皆さんが、その世界観を大切に継続してこられました。

心より御冥福をお祈りします。

紀子さま、本当に御着物がお似合いですね。
着こなしが素晴らしい。美智子さまや華子さまも素晴らしいですが、これからは紀子さまですね。
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