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シロガネの草子

皇嗣妃殿下のお着物(訪問着)






 11月5日に文化勲章の受賞者方を両陛下が皇居に招かれてお茶会を開かれました。今までのお茶会には、洋装だった皇后様も、着物(訪問着)をお召しなられました。




皇嗣妃殿下も、訪問着をお召しですが、実は、この訪問着というのは・・・・・



 今から、26年前(1993年)の両陛下の御成婚の時の御内宴の際にお召しになられた訪問着です。
(平成5年6月11日の夜の祝宴での天皇御一家)

拡大しました。

そしてこちらは、美しいキモノ別冊付録より、「美智子さま、きものアルバム」より、

 平成8年(1996)5月29日の春の園遊会の時にもお召しになられています。色が濃いのですが、左オクミ(上前の所)に牡丹の花柄が2つとその上の所に赤い菊の柄が見えますが、祝宴の時のお写真にも、同じく左オクミに、赤い菊と牡丹の花が2つ見えますので間違いなく同じ訪問着です。加賀友禅調でしょうか?おもしろい構図です。そしておしゃれな訪問着だと思います。紀子妃殿下に良くお似合いです。そして又▪▪▪▪




 こちらは、平成25年(2013)の文化勲章者方をお招きの宮中のお茶会です。この時にも紀子妃殿下は同じ訪問着をお召しになられています。この時には、皇后様が10年ぶりに、お茶会に御出席なされて話題になりましたが、又両陛下の御成婚から20年という、節目の年でもありました。

 皇嗣妃殿下には、両陛下の御成婚の際の内宴の時の20年前の訪問着をわざわざお召しになられての、お茶会へのお出ましには、深いお考えがあったのかも知れません。



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