イロイロとインパクトが多かった《どうする家康》悩み多き家康。さまざまな決断を下して天下人となってゆくストーリーとなるはず・・・・です。
家康と同じように、令和の皇室も悩みが多いようです。ことに天皇陛下はこれからは新しい皇室を体現しなければならず、試行錯誤なさっているでしょう。
お悩みがなさそうな御顔付きでいらっしゃるので端からは分かり難いいですが多分そうなんだとシロガネは信じております。
堂本印象 《千代田城》
今回の出来事でさまざまな意見が出ていますが、皇室の公式見解が出されていません。しかし物事には筋を通さなければなりません。
シロガネごときが、どの口が言うか━━!と思われるかもしれませんが、正しいものは正しい間違いは間違いなのです。
どうか道を違えないよう・・・・
お・ね・が・い・し・ま・す。
現在天皇陛下は『家庭天皇』と呼ばれてるらしいです。日本国に住む国民を全て我が家族と見なして、国民のために祈り、奉仕なさるのではなく、皇后様と敬宮様の3人での家庭中心に天皇としての務めを果たされるとのこと。
東宮時代からその傾向はありましたが、どうしたものでしょう、天皇になられてその傾向がドンドン加速化していらっしゃるとお見受けします。
正直それは天皇として如何なものでしょうか。上御一人という言葉がありますが、天皇はお一人のみです。
荒木十畝 《國の光》
勿論皇后様の支え・・・・しかしあのような病を患っては、普通通りにいかないのは致し方が無いのは分かっています。まさか赤布団の部屋にずっと閉じ込めておくわけにはいかないですし・・・・。
赤は中国では皇后の色とされています。
敬宮様は一人娘ですし、可愛いいのは当たり前です。
しかし今年の『一般参賀』のような家族単位の並び順はいけませんのいけません!!
マイクが無ければ誰が天皇陛下か分からない
香淳皇后御絵 《吹上の宵・あおばずく》
本来は天皇皇后両陛下を中心に、左右に皇嗣両殿下、上皇両陛下そして、上皇后様か皇嗣妃殿下のどちらかのお隣に敬宮様がお立ちになるべきでした。それが正しいです。しかしそれが分からず、今回の立ち位置が正しいと主張している人がいますが、皇室という世界を分かっていないです。
新しい試みをしようとなさったら、とんでもない代物が現れてしまったのは、新年早々お気の毒な事です。
皇位継承権を持たれない敬宮様があたかも、天皇陛下の御世継ぎに見えるような、あのような立ち位置は本当に宜しく無いですし、敬宮様のお為になりません。両陛下がいらっしゃるからこその特権的な、お立場です。次の御代になったら、たちまち無くなってしまいます。
両陛下は親として身勝手です。それに引き換え秋篠宮皇嗣家は世間に非難されようが、特権を使っていると、大バッシングを晒されようが、家庭内に波風がたとうが、家族として守るものは守っています。勿論それは眞子夫人のこと。
『魔法のマコちゃん』
どこかから来たの マコ ねえマコ
何を求めて さ迷うの ねえマコ
青い瞳に 涙がひかり
白い素足に血がにじむ
そんなとき そんな日は
震えるこの手で 抑えても
一粒の涙が こぼれちゃうのよ
「だって年頃なんですもの分かってーー」
もう三十路になられた“お年頃”の夫人をやや過保護になさっているように見えます。まあ他人には理解できなくともそれなりに何だかんだと、お互いに自立しておられます。
畠山錦成 《早春》
親としての責任を非難も承知でなさっていますし、ましてや公務となれば、文句は言わせないという気迫でもって、果たされています。皇族は公務を果たしてこその皇族という事を分かっていらっしゃいます。そして要求するものはしっかり遠慮なく要求する。
『真っ赤な誓い』
Oh・・・Oh・・・Da・・・
Oh・・・Oh・・・Da・・・お前と
立ち止まるヒマなんかなさ
考える余裕なんかないさ
ありったけの想いを胸に
灼熱の戦いの中へ
余りに大きな闇
絶対負けるものか 限界こえて
今は分からないことだけど
信じるこの道を進むだけさ
どんな敵でも味方でもかまわない
この手を離すものか 真っ赤な誓い
いつまでも いつまでも
追い続けるんだ
どこまでも どこまでも
明日の勇気を
どこまでも どこまでも
燃えたぎる ハートをお前と
いつだって希望に溢れた
その笑顔 子供達の夢
どうしても守り抜かなきゃ
この血が流れる出る限り
何でもいいから
誰も泣かない世界が欲しい
絶対見つけるんだ 真実の鑑
何度ミスして落ち込んだとしても
諦めなきゃダメだ まえを向こう
思いっきり抱きしめて 真っ赤な誓い
Oh・・・oh・・・Da・・・
oh・・・oh・・・De・・・
今は分からないことばかりだけど
信じる この道を進むだけさ
どんな敵でも味方でもかわない
この手を離すものか 真っ赤な誓い
いつまでも いつまでも
追い続けるんだ
どこまでも どこまでも
明日の勇気を
いつまでも いつまでも
追い続けるんだ
どこまでも どこまでも
燃えるハートを お前と
目的意識があるから腹が据わっていらっしゃいるのです。それくらいの強さならこれからも皇室は安泰です。
飯島正義(真風) 《晩春》
悠仁親王殿下も日々お育ちになられていますが、
成長著しい本多平八郎忠勝(この時12歳)
「恥ずかしくないのか!!主君なんて俺は認めん!」
主君を海から引き摺り出す平八郎(12歳)
だからといって若宮様が平八郎と同じように
「俺は求めん」
「天皇としてなる為のアドバイスは求めん」
・・・・なんて若宮様は思ってはいないでしょう。
皇嗣殿下だって、
織田信長
「待ってろよ竹千代、オレの白兎🐰ハハハ✨」
「今にみていろ兄宮、オレの因幡の白兎🐰ハハハ🎵」
川合玉堂 《兎》
・・・・とか皇嗣殿下はそうは思ってはいないでしょう。お二方共にお手本にしたいし、支えたいと思っているでしょう。しかしこのままの有り様では・・・・。
「どうしたらいいんじゃ━」
になってしまいます。それともう・・・・上皇上皇后両陛下からは漂う唄があります。
それは・・・・
上皇・上皇后両陛下
『昭和枯れすすき』
貧しさに負けた
いいえ世間に負けた
この街も追われた
いっそきれいに死のうか
力の限り生きたから
未練などないわ
花さえ咲かぬ
二人は枯れすすき
踏まれても耐えた
そう傷つきながら
寂しさをかみしめ
夢を持とうと話した
人並みでいたい
流れ星見つめ
二人は枯れすすき
この俺を捨てろ
なぜこんなに好きよ
死ねときも一緒と
あの日決めたじゃないの
世間の風の冷たさに
こみ上げる涙
苦しみに耐える
二人は枯れすすき
もうそんな唄が聞こてきます。華子妃殿下は『花の子ルンルン』なのにこの落差はいったいどうしたわけでしょう。
杉山寧 《野》