気仙沼復興印刷隊

震災で失った街を再生するために、

復興に向けて印刷会社ができること

震災復興のための資金をお貸しください。気仙沼復興印刷隊

2013-01-23 23:43:53 | インポート
業態変革起業企画書
氣仙沼印刷工房(仮称)事業計画をまとめました。
ぜひご一読いただいて、当社に資金をお貸しください。
民間のチカラで、復興させてください。
全国の印刷会社からご支援いただき、事業を行うことで御礼に代えられるような
そんな気持ちで計画書をまとめました。



20131

有限会社 阿部印刷 業態変革起業企画書氣仙沼印刷工房(仮称)事業計画

印刷パワーで元気なまちとがんばるお店を応援します。

有限会社 阿部印刷  阿部孝市

事業目的


東日本大震災により、3代続いた有限会社阿部印刷は全ての生産設備を失いました。印刷設備を失いつつも、印刷会社としてやるべきことがあるはずだと、自問自答し、気仙沼復興印刷隊を立ち上げ、気仙沼復興マガジンによる復興のための広報活動を震災後、2011年5月より昨年8月まで1年3ヶ月行いました。用紙は全国の印刷会社、印刷組合、プリンタメーカー等からの支援で調達し機械も地元の文具店からお借りし、発行しました。しかしながら金銭的な支援を受けずに、材料費等の費用は自腹で行った結果36号を発行の後、資金不足で休刊してしまいました。しかしながら未だ気仙沼は復興の兆しかありません。そんななか、当社は震災前の借入金の返済の目処がつかず、この度宮城県信用保証協会に代位弁済という形で借入金返済先が移ることとなりました。震災前の会社の状態が大変厳しい中で被災をし、活動しようにも税金や社会保険や借入金の利息すらも払えなかったことは大変申し訳なく思っています。                                     しかし気仙沼を元気にしたいという思いから、この地で復興の事業を行いたく、また心機一転、印刷業の果たすべく役割を再認識しながら、今回事業計画の策定に踏み切りました。業務としては、既存の印刷会社の枠を超えるような、総合的な事業支援です。この地気仙沼に限らず、東北全体ががんばって復興できる様になりたいと思っております。

事業内容
■人と人をつなぐ印刷隊

印刷物制作を通して失われたコミュニケーションを復活
A.あいさつハガキ制作
・はがきでつなげる縁提案-四季ごとに元気だよと伝え会う挨拶はがきの提案
B.人と人をつなぐ名刺制作
・個性を引き出すアイデア名刺制作  
例1-立体名刺(飛び出す絵本のような開くと商品写真が飛び出してくる) 
 例2-自由な形の名刺(魚の形や大漁旗の形など)
C.失われた住所録づくりを代行  
届いた年賀はがきなどを使って住所録を作るサービス

■店舗と商店街の活性化応援隊 
販促印刷物を利用して増客増収を支援共通販促企画
・ショップカード、フライヤー制作
・個性を発揮した共通SHOPカード 
全市の小売店で作成し、業種別告知ボードを市内数カ所に置く。
(イオン石巻店入口に飲食店の割引券が並んであるボックス気仙沼版です。)
・折込チラシ
・ポスター制作
・ダイレクトメール制作
・ディスプレイ、POP制作
・POP、タペストリー
・横断幕
・のぼり旗
・タペストリー
・ロールスクリーン

■オリジナルノベルティグッズ企画
・表札、ストラップ、ノベルティ・ギフト

■事業の活性化応援隊
・会議資料
・マニュアル
・プレゼン資料
・製品パンフレット
・会社案内
・料金表
・名刺
・各種業務伝票
・異業種とのコラボ企画

■展示会出展支援
・製品カタログ、ディスプレイ、ノベルティグッズ
・展示会アフターフォロー支援

■バンド活動応援隊
・CDジャケット・CDレーベル・CDコピー
・歌詞カード
・プロモ用ポスター

■サークル応援隊
・イベント告知チラシ、ポスター、チケット、プログラム
・Tシャッ・パーカー・ジャンバーのプリント

■ジュニアサークル応援隊
試合応援支援企画
・応援団旗、オリジナルTシャツプリント
・ゼッケン、応援グッズの作成
・優勝記念グッズ企画
・優勝記念タペストリー・ストラップ等
・賞状のレプリカ・サイン色紙の制作
・トレーディングカード、トランプ制作
・大会記録集

■イベントの盛り上げ隊
横断幕・のぼり旗タペストリーロールスクリーン
チラシ、新聞広告、看板の統一広告
ネットで情報発信
気仙沼元気マガジンの配布

■観光グッズ開発
ホヤぼーやを始めとする観光グッズ開発
ホヤぼーやで気仙沼を元気に!全国を元気に!
・店名入りホヤぼーやビッグステッカーを街中に貼りまくる。
 (現在当社1階に貼ってあります)
・ホヤぼーや人形を店内に置き、吹き出し付きのディスプレイに使う。
・ホヤぼーやグッズの販売コーナーをお宅の店内に新設する。
・ホヤぼーやのお面をつくる。

・観光名所ごとのオリジナル観光グッズの開発
・おみやげ品
 ツアーグッズ 観光記念オリジナルグッズ
・集合写真入り色紙、額入り絵画(キャンバス地にプリント)

■気仙沼復興マガジン改め気仙沼元気マガジン発行
発行元 気仙沼復興印刷隊 
広く復興をPRするフリーペーパーの発行
広告収入で資金を集める
月1回~週1回発行
基本は店頭と新聞折込1回の発行7,000部


企画制作に関する計画

企画→受注→設計→企画制作→納品、設置までの制作システム設計

設備計画既存の設備+グループ補助金による設備ショールームの整備(店舗修復)

スタッフの募集→各部門の精通するプロ集団の支援のもとで教育、指導を受ける。

外注先の開拓 制作とともに設置業者の開拓受注に関する計画

営業先の開拓スタッフ、コーディネーターの募集
→各部門の精通するプロ集団の支援のもとで教育、指導を受ける。

有限会社 阿部印刷 阿部孝市
宮城県気仙沼市八日町2-4-1
電話0226-22-0430
abeprint@alpha.ocn.ne.jp
「2013.pdf」をダウンロード




グループ補助金で気仙沼を復興するぞ計画(案)パート2 ~2013.1.19

2013-01-20 00:57:08 | インポート
グループ補助金で気仙沼を復興するぞ計画(案)パート2
~2013.1.19

本日県より補助金交付決定の正式文書が到着しました。
本来なら本年3月までにすべての事業費の支払いを済ませ、
補助金を全額分申請することになっていますが、
当社は概算払いといういわば事業ごとに設備、工事と支払を済ませ、
その都度補助金申請をする方式を選択しました。
来年3月まで5回に分けて計3千万の申請をします。

順調に行けば、
4月に簡易印刷機を導入することができそうです。
そうすれば気仙沼復興マガジン改め「気仙沼元気マガジン」の発行から復興事業が立ちあげられそうです。
今後は広告収入で資金を募り、フリーペーパーの発行を行うつもりです。

本日県からの補助金交付の決定通知書と同時に、期せずして信用保証協会からの出頭の通知書が届きました。来週24日に伺います。

引き続き資金調達のお願いです。
事業資金をお貸しいただける方を募っています。
3ケ月の短期借入で3千万円を目標としています。
民間のチカラで復興をめざす当社に、
ご意見をお待ちしています。

有限会社 阿部印刷 阿部孝市
宮城県気仙沼市八日町2-4-1
電話0226-22-0430
abeprint@alpha.ocn.ne.jp



グループ補助金で気仙沼を復興するぞ計画ご意見募集中!!

2013-01-19 02:38:15 | インポート
グループ補助金で気仙沼を復興するぞ計画(案)
のためのご意見募集中!!

今気仙沼を元気にさせるための仕掛けを考えています。

行政が考えるまちづくりは、かなりの年数が掛かるでしょう。
それを待っていては、復興の前に気仙沼がもたない。
ハード面は莫大な資金がかかります。
そこでソフト面で、できることからやってみませんか。
特に小売店のガンバリが必要だと思います。

そのためのツールを当社でお作りします。

これまでの事業に対するノスタルジーだけでは、
お客様が気仙沼から離れていくことの怖さを感じている
店主の皆様、一緒にアイデアを出し合いませんか。
いわゆる、「業態変革」を求められていると感じることは
ありませんか。

特に仮設商店街と既存の商店の現実は、非常にシビアです。
バスで来られる団体客からの外貨獲得は、支援のための買い物から次のステップに移る必要があると思います。欲しい物しか買いません。
現実に私は気仙沼市民として何度でも行きたくなるお店や飲食店が少ない。ワクワクするお店が少ない。
もっと増客増収の仕掛けが必要だと思います。
(個人的にはg.u.やヴィレッジヴァンガードのようなお店が欲しいです。)

そんななか、当社が果たすべく役割を模索しています。
個性的な印刷物で、お店の増販増客につながらないかということです。ツールとして、道具として印刷を利用して欲しいのです。

〈復興を加速する印刷物を企画しています。〉

アイデア募集中です。

1.ホヤぼーやで気仙沼を元気に!全国を元気に!
・店名入りホヤぼーやビッグステッカーを街中に貼りまくる。
 (現在当社1階に貼ってあります)
・ホヤぼーや人形を店内に置き、
 吹き出し付きのディスプレイに使う。
・ホヤぼーやグッズの販売コーナーをお宅の店内に新設する。
・ホヤぼーやのお面をつくる。
(鬼の面のようにみんなでホヤぼーやのお面をかぶってパフォーマンスやダンスをする道具をつくる→紅白でゴールデンボンバーがやっていて思いつきました。)

2.個性を発揮した共通SHOPカード
 全市の小売店で作成し、業種別告知ボードを市内数カ所に置く。
(イオン石巻店入口に飲食店の割引券が並んであるのを見ました。それの気仙沼版です。)

3.インパクトあるセール告知のフライヤーをつくる。
お店のスタッフの顔写真入りのスィングPOP(よくパチ屋さんにあるPOPです。)

4.自由な形の名刺(魚の形や大漁旗の形など)

5.立体名刺(飛び出す絵本のような開くと商品写真が飛び出してくる)

いま補助金で設備をし、上記の製作ができる環境をイメージし
何ができるかを自問自答しています。
少なくとも資金繰りを考えることよりも、そちらのほうがやりがいがあります。
こんな事考えている当社に、事業資金をお貸しいただける方を募っています。
民間のチカラで復興をめざす当社にご意見をお待ちしています。

有限会社 阿部印刷 阿部孝市
宮城県気仙沼市八日町2-4-1
電話0226-22-0430
abeprint@alpha.ocn.ne.jp


復興のための短期融資+支援金をお願いできる団体を募集しています。

2013-01-18 00:57:32 | インポート
本日中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業について、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県において71グループの採択を行うことが決定しました。
と同時に復興のための事業計画が本格化に始まるわけです。

問題は事業費の調達です。当社のように銀行からのつなぎ資金を断られ、せっかく調達できた補助金を利用できないのです。
前金で代金を全額払わなければ、4分の3の補助金はもらえません。また消費税分は自己負担という点も額が大きくなると厳しい現状です。
共同で短期融資を民間の力で集めることができないかと、いろいろ調査中です。
民間で3ヶ月間の短期貸付をお請けいただく団体を探しています。
当社は借入金の返済のめどがつかず、信用保証協会への代位弁済の手続き中で、全金融機関から借入のできないブラックリストに載ることとなります。
でもこのまま事業を継続し復興したいだけなのです。
当社のように銀行からつなぎ資金を断れた企業がまだたくさんあると思います。どうかお力をお貸しください。

有限会社 阿部印刷 阿部孝市
宮城県気仙沼市八日町2-4-1
電話 0226-22-0430


新規起業をめざす被災したある印刷人のつぶやき PART1

2013-01-08 17:40:45 | インポート
新規起業をめざす被災したある印刷人のつぶやき PART1
(2013.1.8)

3代続いた印刷会社が業態変革を決意!!
建物は残ったものの全ての設備を失い、いまだ通電もできず
2階で営業再開、社員も退職。
残ったのは多額の借金。
地元金融機関からも見放され、
信用保証協会への代位弁済が決定し、
弁護士からは破産しか会社を残す方法がないと指導を受ける。

でも何か方法がある。負けたくない。

そんな想いのなか、商売の原点を探った。

・建設会社のパンフレットをリニューアルしたら、
 お客様が喜んでくれた。

・名刺を一工夫したらその方らしい名刺が完成し、
 人と人とがつながるきっかけとなった。

・年配の方の年賀はがきの宛名と住所録を作って喜ばれた。

印刷という道具を利用して、みんなが幸せになって欲しい。

そのために会社を守りたい。でも(震災前と)同じことをしていては、意味がない。

震災直後、金融機関の支店長から「借金は条件変更でも何でもするから会社の復興を一番に考えなさい」と話され、救われた。
しかし1年半過ぎ豹変し、「いつまで返さないのか」「お宅は震災前に破綻していた。早く破産すれば楽になったのに」と言われた。納得いかない。ちゃんと震災前の月まで大金を返済していた。震災後まもなく2年となるが、昨年末12月28日をもって借入金は信用保証協会に代位弁済され、事実上どの金融機関からも借り入れができないブラックリストに載ることとなった。

それでも県のグループ補助金は申請がクリアできそうな状況にある。

しかしながら事業費全額を前払いする体力がなく、分割して補助金申請を行う計画を立てている。
それにしても資金がない。金融機関から見放された当社のような会社はどうやって資金3千万を調達するか。
民間のファンド等を探しているが、調達の目処が立っていない。


オリジナルのTシャツのプリントやのぼり旗、ストラップ作り等を検討し、復興をめざしています。
いままでいた印刷業界のように価格競争に対抗するために多額の設備投資をするという事業はこの時代のものではないと思っています。お客様が望む製品が完成できれば内製化にこだわることはないと思っています。ましてこの震災で全国の印刷会社から多くの支援を受けました。そのネットワークに仕事を依頼して印刷物の製作を行っております。
応急措置的な事業が安定した利益をこの地で得られるのか。という疑問のなかで安定した利益が保てる事業を成立させたい。

ある業種への参入を検討しています。
ドーミング、ポッティングステッカー製作という業種で、シール上に樹脂を盛りふくらませたステッカーのことで車や商品のロゴ部分に貼られているものです。携帯やiphoneにも貼れるシールをオリジナルでつくるものです。

有限会社 阿部印刷 阿部孝市
abeprint@alpha.ocn.ne.jp
宮城県気仙沼市八日町2-4-1
TEL0226-22-0430