1着:アルアイン
勝ちタイム:2:01.0
ラップ:12.6 - 11.1 - 12.7 - 12.7 - 12.2 - 12.4 - 11.8 - 11.4 - 11.6 - 12.5
テン:4F 49.1 - 3F 36.4
上がり:4F 47.3 - 3F 35.5
2017年にG1に昇格した大阪杯は、JRAの中で最も歴史の浅いG1レースです。しかし、2019年に開催された大阪杯にはとんでもない豪華メンバーが集結しました。
最も注目されていたのは、前年の有馬記念で1着になったブラストワンピースで1番人気。他にも日本ダービーを制したワグネリアン、マイルチャンピオンシップを制したステルヴィオ、皐月賞に勝利したエポカドーロ。
ジャパンカップでアーモンドアイに負けたものの驚異的なレコードで2着になったキセキや、安定した成績を残し続けている皐月賞馬アルアインなど、豪華メンバーが集結する見所満載のG1レースとなった2019年の大阪杯。
レース結果、払い戻し、レース振り返りをこの記事ではしていきたいと思います。
結果
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2019年大阪杯のレース結果は以下のようになりました。
1着:アルアイン(北村友)
2着:キセキ(川田)
3着:ワグネリアン(福永)
4着:マカヒキ(岩田康)
5着:エアウィンザー(浜中)
6着:ブラストワンピース(池添)
7着:スティッフェリオ(田辺)
8着:ムイトオブリガード(横山典)
9着:ダンビュライト (松若)
10着:エポカドーロ(戸崎圭)
11着:ペルシアンナイト(Mデム)
12着:サングレーザー (ミナリ)
13着:ステイフーリッシュ(藤岡康)
14着:ステルヴィオ (丸山)
2019年の大阪杯で見事1着に輝いたのはアルアインでした。皐月賞に勝利してから長くG1では勝ちきる事が出来ない展開が続いていましたが、ここで勝利。2着にはジャパンカップでも2着だったキセキがランクイン。9番人気⇒2番人気⇒4番人気という着順でした。
1番人気だったブラストワンピースがまさかの6着で、3番人気に推されていたペルシアンナイトも11着と実力を発揮する事が出来ませんでした。
払い戻し
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1番人気と2番人気が掲示板外という結果になった2019年の大阪杯の払い戻しはどうなったのでしょうか。3連単はかなりの高額馬券となっています!
単勝:3(2,220円)
複勝:3(450円)、6(180円)、2(320円)
枠連:3-4(1,750円)
馬連:3-6(3,680円)
馬単:3-6(10,940円)
ワイド:3-6(1,090円)、2-3(2,880円)、2-6(880円)
3連複:2-3-6(10,740円)
3連単:3-6-2(93,560円)
9番人気⇒2番人気⇒4番人気の着順になった事で3連単は9万円の馬券となり、そこそこの荒れレースという決着になりました。1番人気のブラストワンピースが単勝オッズ3.2倍とかなり高い人気を獲得していましたので、ブラピが飛んだことで大きな馬券となりましたね。
前走有馬記念で1着に輝いた事とブラストワンピースの実力を考えれば人気が集中するのは当然かと思いますが、9番人気の伏兵アルアリンが勝利した事で、軒並み高額な馬券になっています。
レース振り返り
豪華メンバーは集結したものの、有馬記念を制したブラストワンピースのレースになるだろうと思われていた大阪杯。勝利したのは実力はあるものの惜敗続きだったアルアインでした。実力馬である事は間違いなく、この大阪杯まで15戦をして5着以内を逃したのは2回だけという抜群の安定感を誇る馬でした。
惜敗続きの原因は最後の最後に気を抜いてしまうという性格が原因で、週通力を持続する事さえ出来れば間違いなくG1でも勝てる馬だと関係者はコメントしています。そんなアルアインが9番人気から見事に大阪杯を勝利。勝利の影には鞍上の北村騎手の名騎乗がありました。
レースはエポカドーロがハナを切り、それをキセキがピタリとマークする形で進みます。アルアインは好位置の内にもぐりこみ、最後の最後の直線までひたすら良いポジションで力を貯め続ける戦法に。満を持して最後の直線で追い出されたアルアインは最後の直線200メートルで先頭に立ち、粘るキセキや猛追するワグネリアンを抑えてゴールします。
枠、展開、ペース、全てがピタリと噛み合い、北村騎手の丁寧な騎乗がアルアインの能力を最大限まで引き出すことが出来たのが勝因です。
1番人気で飛んでしまったブラストワンピースの敗因は距離。2000メートルだと基礎スピードで足りず、外を回らせるロスの多いレース運びで最後の直線で脚を残す事が出来ませんでした。内馬場の状態がかなり良く、内から周った馬が上位に入っている事を考えると、馬場状態のブラストワンピースにとっては後押しとはなりませんでした。
まとめ
2019年の大阪杯は超豪華メンバーの集結したG1となりました。注目を集めた有馬記念勝利馬ブラストワンピースは、序盤から外を回らされる展開になってしまい、それなりには伸びましたがやはり最後は脚を使う事ができずに掲示板外。勝利したアルアインは惜敗が続いていましたが2年ぶりの勝利となりました。
北村騎手の丁寧かつ素晴らしいレース運びが賞賛されたレースでもあります。まだ昇格まもないG1レースではありますが、今後も大阪杯には目を離せないですね。
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