BSの頃、記録をするのに「野帳」をつけなさい。と言われ苦しんだことがあります。自分なりに資料を入手し、実際のハイキングで磁石(シルバー・コンパス)片手に、方位、道のり、勾配、道路の状況、周りの景色、大きな目標物の方向など、気づいたことのキーワードをメモしていきました。何が面白いかというと、帰ってから地図に起こしてみると、当たり前かも知れませんが、けっこう地形図と似た形になり、自己満足にひたれることです。
雨の日の記録は、ノートがボロボロ、鉛筆も書けなくなってしまうので、困りものでした。終わってからガラスに貼り付けて乾かしてから、判読したり・・。苦労した事って、良い思い出ですよね。
後に「ハイキング報告書」なるものが日連から発売されましたが、それまではノートの切れ端や、メモ帳に必死に書き込んだものです。