世界の誰かがパンドラの箱を空けてしまったんやろなと思う!
先日、何年かぶりに人が4人ほどしか歩けない鶴見川に架かる橋まで歩いて行った!
6年前、夕陽を浴びたこの橋を歩いた!
ボクは外廻りの営業マンだった。
何の成果も無くボクはトボトボ歩いていたと思う!
橋の中央に近づいたとき、橋桁の近くで手を合わせている小さな老婆がいた。
ボクは、
「お婆さん、死んだらいかん」
と思わず叫んだ。
老婆はボクの顔を見て、微笑んだ。
「なんも心配せんでいい。わたしゃ、おてんとう様に感謝してるだけじゃ」
ボクはホッとしてしまう!
老婆は若い頃、東北の街からひとりで都会に出て来て、結婚、子供が5人産まれ!そんな中、旦那に死に別れた。
女手ひとりで子どもたちを育て、家も建てた。
その間、毎日この橋で夕陽に感謝の祈りをしたと言った。
長い時間、老婆とボクは橋の欄干から、沈んて行く夕陽をいつまでも見ていた!
先日、橋の中央に立ち手を合わせた!
「みんなが幸せであるように」
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