あきそらさんから「続き希望」のコメントを頂いたので
今日は義母と小姑Sミちゃんのことを。
義父は10人兄弟の長男で、
叔父さんたちはすでに亡くなり、妹たちがズラリ。
下の三人は、義母がお嫁に着た頃にはまだ小さく、
世話をしてもらったこともあって、義母寄り。
そんな中でSミちゃんは義母と年が近いこともあって
完全に小姑立場、なのは私も感じてた。
これがなかなかの人物で~
そもそも、義父の妹たちは全員が
揃いも揃って舅・姑のいない家に嫁ぎ、
誰一人として苦労をしていない、ってのがすごい。
そんなんだから、大家族に嫁いだ義母の立場は
わかるはずもなく~
こと仏事に関しては、なにひとつわかってないSミちゃん。
(なのに口は出す)
その前に、気になる「煮物問題」の続編はコチラ。
この事件があってからというもの、
私はココロに決めたのだ。
義母に仕える身であるヨメとしては
義母が良いようにだけしておくべきだ!って。
本来、10人いる義父の兄弟の中で
唯一近くに住んでいるSミちゃん夫婦には
一人になった義母のことを気にかけてもらいたいし、
逆に、遠くに暮らすSミちゃんの息子さんたちを思うと
私が時々訪ねることで何かの役に立てれば、と思ってた。
しかしそれは、二人の関係が上手く行っていれば、のこと。
義母によかれと思ってSミちゃんの機嫌を取れば
「向こうのお嫁さんが悪く言われて可哀想」と義母が言う。
確かに、私と同じ名前のあちらのお嫁さんは
気さくで明るくてとても良い人なのに
自閉症の子を二人育てて苦労しているので
そう頻繁には来られないし、
Sミちゃんたちも無碍に彼女を遠ざけようとしてるのが
本当に気の毒だ。
以前は、お彼岸の時など、
ウチの近所の名物のおはぎをついでに届けたりもしていたが
・・・・やめました。
夫が、世話をするのは良いと思う。甥っ子だし。
でも、ヨメの立場で勝手なことすると
義母にはどう映るのか。
勝手に置いてきて、あとでわかっても面白くないだろうし。
ここ数年、柿もタケノコも真っ先に届けたいのに
「Sミちゃんちに届けますか?」って言うと
「・・・いいから!
採りにきてって言っても来ないんだから」と義母が言う。
他の妹たちには早々と送って、
もう地元で食べ飽きた頃、採れ過ぎて電話しても
「あるから、いらない」って、そりゃなるわね~
妹たちから「義姉さんから柿(あるいはタケノコ)来たよ~」
なんて、聞いてるかもしれないもん。(怖っ)
夫妻が若い頃は、「採りに来て」でも良かったと思うけど
80歳も後半、今は叔父さんもヨボヨボしてるのに
それは無理だよお義母さん、って私は思ってたけど
生前おじいちゃんが、私らの分まで収穫して
親戚中に送ってくれたことを思うと、どれだけ大変だったやら。
義母はそれを見てるから
「電話しても来ない。来て、もげばいいのに、もらうのを待ってる」
っていまだに言うんだと思うけど。
とにかく、義母が「いいから」っていうことに対して
いやいや、初物を届けましょうよ、とは言いずらく
それでも、今年、なにげにまた提案してみたところ
「そうね・・・3本もあればいいから」と、まさかの賛同!
一緒に届けに行った、というわけ。
楽しそうに話す二人を見ていたら、
あー、よかった~と嬉しくなった。
義母は車がないし、
叔父さんもあの様子では、細い坂道の上の実家まで
運転してくるのはきっと嫌がるんだろう。
お互いに行き来してお茶のみをしていた
義父がいた頃はよかったなあ、と今更ながら思う。
そして、
時々は口実を見つけて、義母を連れて行くのも
私の役目かなって思った次第。
Sミちゃんもね・・・めんどくさくない人なら、
もっとお世話に行くんだけど
若いころに、人に良くしておくべきだったね。
叔父さんの体が不自由になって、
あんなに人の好いお嫁さんを遠ざけておいて
これからどうするつもりだろう?
多分、心配なことが多いと思う。
そこ行くと、義母はしあわせだよね、
電話したら来てくれるヨメがいるし。(なんちゃって)
苦労した分、報われないと~
人は、未来のために
善行の貯金をしてるんだと思う。