「好き」だけは人一倍だったけれど
下手くそもいいとこで
自分の歌には全く自信がないのだった。
あれからあまり上手くなったとも思えないけど
年月だけは重ねたし
いろんな音楽にも出会ったし
何より、声楽を学び始めたことは
あの時の私に比べたら、大きな一歩だったと思うから
今は「それなりに」誰かが時々
誉めてくださるような場面にも出くわしたりして
非常に、うれしいけれど、照れる。
ダメダメ、全然まだまだよ!と本心から思うけど
声楽の発表会で上がりまくり
他のお弟子さんの素晴らしい歌を聞き
凹んでばかりの私が
地元の合唱団では重宝されている現実・・・
誉められると、素直にうれしい。
テンション上がるし、やる気になる。
そういう意味で、「誉められる」は
私に必要不可欠なのだーーー?!と、思う(笑)。
同じように音楽をやっている人たちが
それぞれに苦難を乗り越えて
悩みながら続けているのを見ると
「同志」って感じがして、励まされる。
きっと「地元」だけで歌っていたとしたら
今の私のままでいい、と思っていたかも。
実際、この辺は田舎なので
周りに上手なところがないし
アカペラやってる人もいない(爆)。
「K市の第一人者」と、冗談で言ってたけれど
10年やっても出会えないんだから、
これはもしかしたら本当にそうかも、なんちゃって。
↓の日記で、お客さんがいないのを良いことに
「SAY YES」を歌った~と書いたけど
その時同席していた、合唱指導もしているような知人が
「アカペラでこれだけ崩れないのがすごい」なんて
言ってくれたことに、びっくりした!
そうだ~いつのまにか「崩れない」人たち、には
成長していたのだわーこんな私たちも。
(始めた頃は、しょっちゅう崩壊していた・笑)
幼稚園を訪問すると、たいてい
「生のアカペラを初めて聞いた」と感動してもらえ、
「ものすごく上手!」とか言って下さるのだけれど
世界が広いことを知ってる私たちは
笑えて仕方がない・・・のだ・・・・はははは。
最近、ある人のブログを読んだり
あるペラ友と話す機会があって、思った。
たくさんの人が集まって何かをするとき、
完成度をどのあたりにするかによって
進め方の意見が食い違う。
それを、時々話し合ったり確認したりして進まないと、
心にイライラを募らすことにもなるのかなと。
歌と言っても、ジャンルが違えば基準が変わる。
発声から細かい技法に至るまで
クラシックでNGなことが、
ポピュラーでは求められたりする。
声楽をやっていながら、プロのソプラノ歌手が
私の中の許容範囲を若干越えて上ずっていくのを
気持ち悪いと感じてしまう人だからして
音程とか和音にはこだわりたいし
だからつい、自分のバンドでは
「集まって楽しく歌えばそれでよし!」とか
そういうことでは満足できなくなってしまうんだけど
(楽しく歌うだけでよし、の場面は非常に好きですが)
メンバーがそれを許してくれるからこそ、だなあと
またもや感謝、にたどり着くのであった。
んで、タイトルの「どこまで」ですが
地元の皆さんにおだてられ、いい気になるのも必要。
だけど、これからも「もっともっと」を目指して
地に足つけて歌って行きたい私であります。
今のままでも十分楽しいですが。
コメント一覧

るか

marutti
最新の画像もっと見る
最近の「インポート」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- 自分への言葉(63)
- ヨメの気持ち・ムスメの気持ち(277)
- 読書の記録(50)
- 気になる人やモノ(112)
- 歌う(3)
- 聞いて(80)
- 軽く、闘病記。(16)
- プレ嫁生活、仙台暮らし(84)
- 学ぶ。(14)
- おうちを建てる!についてのこと。(6)
- 合唱(40)
- インポート(116)
- その他の音楽ネタ(66)
- まとめて近況・今日の私(262)
- いんふぉ。(59)
- 主婦・母・妻のお部屋(109)
- 声楽(70)
- ピアノ(36)
- 時々パートさん奮闘記(38)
- 家族の話題(316)
- お花・お庭(42)
- 創作部屋(141)
- 音楽・その他のライブレポ(59)
- アカペラ(204)
- 雑記(237)
- 旅行(0)
- グルメ(0)
バックナンバー
人気記事