過去ログとダブったらごめんなさい。
（書いた本人が忘れてるくらいだから、
読み手のみなさんはそれ以上でしょうが）
長々引っ張る「対岸の彼女」ですが（笑）
お掃除業関連の話なので、
描写の中に、ものすごく汚れた、
ベトベトでギトギトの部屋が出てくる。
赤や青のカビだらけの浴室、とか
弁当の空容器や汚れ物で溢れたシンク、とか。
読むだけで顔が歪んでしまうのだけど
「そんな家、普通にあるの？」って気になると同時に
「それよりはいいか」と、我が家を振り返ったりして（爆）。
お掃除苦手のダメダメ主婦、と自嘲するも、
一応「人並みの」生活をしてるつもりではいる。
夫が掃除上手の綺麗好きなので
「まるで私が
この世の最低ラインのようにののしられたーーー」と
友達に泣きついたようなことも過去にはあったけど（笑）
あの頃は若かったな。
夫も慣れたわ（笑）。
そうそう、それで。
私はあまり他人に関心がないせいか、
よそのお宅を観察するようなことはないのですが
（あまりに気がつかないので、あとで笑われるくらい）
ある人は「食器は使ったらすぐ洗いたいの
」「お風呂は、上がる時に掃除してくるんだ」と言うけれど
キッチンの、水道の蛇口あたりがいつもくすんでいるのが
「私のこだわりと違うな～」と思ったり、
部屋は子供のおもちゃで散乱してて、
本が崩れそうに積んである乱雑な景色の中で
キッチン周りの清潔（除菌とか洗浄）には異常に過敏な人もいて
そうかと思えば、完璧に磨き上げられた部屋に住んでる
社宅のお姉さま（５０代）も目の当たりにし、
またある人は、掃除が趣味と言うけれど
お部屋のセンスがちぐはぐなためか
「完璧」には見えないなぁ、という印象だったり・・・・
（ここに出てくる人はみんな
過去によその社宅で一緒だった人で
あの頃は毎日誰かの家に行っては子供を見がてら
お茶してたものです・・・・笑）
「私は綺麗好き」「お掃除大好き」と、
どのレベルで言っていいものか・・・・
私は「好き」でも「得意」でもないことだけはハッキリしてるけど
（空いてる時間は全て、別のことに使うから）
そう人並み外れて汚くないぞ、と思いながら
やっぱり「ダメダメ主婦～」を売りにしてるわけで・・・・
何事もそうだけど、
「自分はこうです
」と、言ったモン勝ちなのかなって。（これって、先日の“しあわせ論議”にも似てるね）
音楽もそう。
私は、自分をものすごく下手だと思ってる。
いつも凹んでいるので、友達に言われる。
「出来ない人からしたら、すごいけどなぁ」って。
・・・そ、それは・・・・。
この年になると、出来る、出来ない、出来るけどやらない、
出来ないけどやりたい、４種類にハッキリ選別できるから
まあ～、歌が苦手と言ってる人たちは
ホントに歌えなかったりして、
それに比べれば。。。なんて意味のない自信が
たまに頭をよぎるけれど
（それもごく最近のことで、書いてること自体
ものすごく恥ずかしいんだけど）
「私、これが得意よ」って言う人に出会うと
そうなんだ～、どのくらい得意なんだろう、
堂々と言えるなんてうらやましい。。。と思う。
「やるやる」と手を挙げる人も、うらやましい。
４、５人の、互いがわかってる人たちの中では
「この中では、得意かな」ってわかるけれど
一般大衆を前に、だったりすると、絶対無理無理。
（５月の演奏会のお誘いもお断りしちゃったし・・・・）
・・・自分にとことん自信がないんだわ・・・。
声楽の発表会で、東京のお弟子さんたちと話すと
歌える人ほど謙虚なことに驚く。
深く足を踏み入れるにつれ、
世界の広さ、自分の未熟さが身にしみるんだと思うけど～
「どこまでが視野か」で、自分のランク付けが変わる。
目標が高ければ、いつまでも満足できない。
「この中では、まあまあ」っていう感覚、
そういえばあまりないかもなぁ・・・と思った。
歌だって、プロ（しかも私が認める上手い人）が比較対象だし（笑）
掃除だったらＭツイカズヨさんクラスだし？
ピアノも、あまりよくわかんないけど
ピアニストといわないまでも、ピアノの先生くらいは・・・・（大爆）
これじゃいけない、とは思うんだよね。
夫に「どこまで行きたいの」とよく聞かれるし。
自分に自信、持ちたいなぁ。
「自信がないからアナタは良い人なのよ」と言った
毒のある彼女を思い出す。
彼女、バリバリ登りつめてるもんなぁ・・・・。
