あとは結果を待つのみ。
どう転がろうが、覚悟は出来ています。
どちらの高校に進んでも、きっと娘は
彼女なりの目標を持って
三年間を楽しく充実したものに出来ると確信しています。
さて、明日は「三年生を送る会」。
毎年後輩や先生が心づくしの出し物で
大いに笑わせてくれる、楽しい行事。
そして三年生は恒例の「大地讃頌」を合唱するのですが・・・
この伴奏は、娘の憧れの役割。
なんたって、代々「その学年を代表する」ピアニストの先輩が
役を担ってきたのですから・・・・（笑）。
今の学校に来てから
娘は自分のピアノにちょっぴり自信を持つようになった。
それまで、彼女の周りには、「とても追いつけない」同年代の
ピアノの名手がゴマンといて（
）学年を代表してピアノを弾くなんて、遠い遠い夢だったけれど
・・・・ここでは「なんとなく追いつけそうな」ピアノの名手が
伴奏を任されていたのでした（笑）
娘が一年の時、大好きなブラス部のトロンボーンの先輩が
大地讃頌の伴奏をした。
「もう～、先輩すごいんだよ
」と、目がキラキラ。その頃から、「私もやりたいなぁ～」と憧れた。
今年の春だったかな。
何人かが楽しく「大地讃頌」のコソ練をしていた頃。
娘と同じピアノ教室の同級生Ｍちゃんが
「大地讃頌の伴奏は渡さないから
」と宣戦布告してきたらしく（笑）
もともとその子とソリの合わなかった娘は、かなり憤慨して
その日から猛練習を始め、
あの頃の娘にしては簡単なことではなかったと思うけど
そのうち弾けるようになった。
もちろん、この曲が弾ける子はほかに何人もいて
誰が選ばれるかわからなかった。
しかし・・・
大曲だった合唱コンクールのクラス伴奏の実績で
同級生から評価されはじめた娘は
音楽の時間に友だちにせがまれて弾いたり
先生から指名を受けて突然弾かされたりと
だんだん候補に登りつめて行った・・・かのように見えたのですが・・
マサカの特色選抜（自己推薦入試）落ちで
一般入試を余儀なくされた彼女に、
その道は閉ざされたのだった。
だって、本番は一般入試の翌日。
練習してるヒマはない。
「特色で受かること」が大地讃頌の伴奏の絶対条件。
・・・Ｍちゃんは特色ですでにＨ高校への進路を決めていた。
（その頃のＭちゃんは大地讃頌よりも
卒業式に歌う曲を弾きたい・・と周りにもらしていたらしいが・・）
そしてオーディションの日。
「私一人だった
」と帰ってきた娘だが、その後、音楽の先生からは何の連絡もなく・・・
指揮者のオーディションに来たのは女子数名だったのに
決まったのは、男子。
・・・と言うことは・・・・ピアノは・・・
きっとＭちゃんに先生が頼んだんだろう、
私が弾けなくてもいいけど、Ｍちゃんに弾かれるのは嫌・・と
昨日まで、元気がなかった娘に
「アナタのライバルは彼女じゃない、世界を見ろ
（）」とゲキを飛ばすしかない母だった。
先ほど、担任の男性教師から電話があり
「言うの忘れてたけど、明日伴奏頼むな」
（忘れてた・・・だとぉぉ～～～
）実はさっきも「大地讃頌」を練習していた娘。
努力が実って良かったネ（笑）。
その辺の昼ドラより楽しい、オンナの戦いでした（爆）。
隣で娘、「もう～、ヘンなこと書かないでよぉ
」だと。これが書かずにいられるか
うしし。。。
