ヘギョちゃんの美しさ、衣装・セットの押さえた豪華さと美しさにつきます。
ストーリー展開の無理さ加減や、ユ・ジテの演技がもったいない...など、不満もあるにはありますが、私的には、とにかくヘギョちゃんが綺麗だったのでOKです。
映画のオフィシャルサイトを拝見し、全体のトーンをおさえた意図に納得です。一般的なチマチョゴリの配色も好きですが、この映画での黒や緑、オーガンジーの使い方には圧倒されました。ヘギョちゃんや、豪華なセットがますます引き立って、2時間ちょっとのタイムトリップは夢のようでした。
内容は、身分を超え、逆境を乗り越えようとする、まぁ使い古された愛の物語で、陳腐と言われればそれまでだけど、ヘギョちゃんの凛とした美しさが、補ってあまりあるものでした。ノミとジニの最後の長い面会シーンには、久しぶりに号泣しました。
興行は失敗だったようですが、こういう映画は映画界の財産です。作り続けてほしいです。
今日の1曲 John-Hoon「Love Letter」(2008)
WOWOWで見たので聴けなかったのかな。DVD買っちゃおうかな。