あだち蒸気機関車館

5インチライブスチーム模型や蒸気機関車に関する資料などを保存、展示する私設博物館

蒸気機関車の図柄の切手

2015年12月18日 | 展示品のご紹介
東京オリンピックの頃、切手の収集が流行したことがありました。館長が小学生の頃のことです。
収集した切手を学校に持ってきて、見せあったりして、一大ブームになりましたが、限られた小遣いで収集を続けることは難しく、また、ブームも下火になって、いつの間にか、集めた切手も本棚の隅に追いやられ、忘れ去られていきました。
博物館を作ろうと思い、蒸気機関車のグッズを集めようとした時に、書籍などと併せて、真っ先に思い浮かんだのが切手でした。
切手商に行くと、鉄道切手ばかりを300枚、500枚とまとめて、パケットとして販売されていますので、これをベースにしながら、初日カバーや小型シートなども加えて、アルバムに整理して展示しています。



切手マニアからみれば、取るに足りないものばかりですが、日本、アジア、アフリカ、ヨーロッパなど、地域別に見てみると、それぞれのデザインから地域の特色やお国柄が偲ばれます。まだ蒸気機関車が現役で活躍しているアジア、アフリカ、中南米などの発展途上地域での発行が多いようです。
日本の切手は、開館以来そのままですが、世界の切手は、時々入れ替えて展示しています。ただし、入れ替えて展示していることに、来館者は誰一人気付いてはくれません。