心を癒す聖書の言葉 ~ 足立花畑キリスト教会ブログ ~

心が疲れてしまったあなたへ、聖書の言葉をお届けしたい… そんなブログです。

思い込みを捨てて見えるもの

2025年03月04日 | ◆聖書の言葉
『この人は大工ではないか。マリアの子で、ヤコブ、ヨセ、ユダ、シモンの兄ではないか。その妹たちも、ここで私たちと一緒にいるではないか。」こうして彼らはイエスにつまずいた』(マルコの福音書6章3節)。イエスさまの弟ヤコブ、彼もまたイエスは自分の兄じゃないかという「思い込み」からはすぐには抜け出せませんでした。そんな弟ヤコブは共観福音書によれば生前のイエスさまの行動についてまったく理解できなかったようです。しかし弟ヤコブはイエスさまの十字架刑の後に復活のイエスさまに出会い信仰の人へと変えられ、やがてエルサレムにおける初期のキリスト教会の中心的な人物へと成長しました。歴史家ヨセフスによれば紀元62年に処刑され殉教した弟ヤコブの殺害について「キリストと呼ばれたイエスの兄弟ヤコブが石打ちの刑に処せられた」とあるそうです。初めは自分の兄イエスを救い主として見てはいなかった弟ヤコブ、しかし復活のイエスさまに出会ってからの彼は、自分を捨ててイエスさまの十字架を負う者となりました。自分のそれまでの「思い込み」を捨てて、イエスさまを兄としてだけでなく、ほんとうに心からイエスさまを救い主として受け入れたのです。やがてそんな弟ヤコブはかつての自分の「思い込み」を捨てさり、その目はイエスさまの本当の姿を見る者となり、そして後に聖書の「ヤコブの手紙」を書き記す人となったのです。

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