マントラもジャパムもそれ自体が目的。
結果を求めての手段にしてはいけません。
なぜなら、マントラは神への愛が溢れて詩想となったものであり、ジャパは神への想いが高じてどうしても神の御名を呼ばずには居られなくなったものであり神の御名を口にすることは帰依者の至上の喜びだからです。
もし、他者に思いやり(カルナー)と愛(プレーマ)を示さないとしたら、いったいどうやって神と私達の間に友愛(マイトリー)を培うのでしょう?
気持ち(バーヴァ)以外のどんな絆が人と人、神と人との間にあり得るでしょう?
清らかで神聖な気持ち(スワバーヴァ)だけが善行の賜物として望むべきものであり、また、神の恩寵として欲すべきものでしょう。
なぜなら、それだけがこの世に生まれてきた目的を果たすための基盤になりうるからです。