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三尾圭司さん!!!

2020-10-05 01:49:19 | 日本共産党

 きのう(4日)は休日ながら遠出の外回り仕事。急行電車の中で私は同日付の「しんぶん赤旗」を読んでいた。

 4面の片隅に、日本共産党岐阜県委員会が小選挙区候補を発表したという記事が載っていた。発表されたのは2人の候補。1区候補の山越徹氏と、2区候補の三尾圭司氏であった。

 山越候補は前回総選挙(2017年)でも小選挙区候補になっていたから見覚えはあった。三尾候補はプロフィールを見て(44歳…私より少し下か…若い候補者さんやな…)などと最初はぼんやり考えていた。しかしここで私の古ぼけた脳細胞が急きょ活性化するw 「あれ?三尾さんてどっかで俺見たことあるわ」となったのである。

(「しんぶん赤旗」10月4日付4面から)

 名前にも顔にも見覚えがあった。程なく俺は脳内で叫んだ。「この人『キャフラダ』のボーカルやんけ!!」と。

 キャフラダとは略称で、正式名称は「キャットフラメンコダンサーズ」。2000年代前半に活躍したインディーズのロカビリーバンドだ。バンドのWikipediaもあって、こちらで読める。それだけ有名なバンドだ。

 まず私がキャフラダを知ったきっかけは、2003年夏に開かれたNHKテレビの単発のバンドコンテスト番組「サマーソングバトル」である。伝説のお笑いコンテスト番組「爆笑オンエアバトル」の審査システム(一般視聴者100人の審査)をアマチュアバンドのコンテストに用いたものだ。

 キャフラダはオリジナル曲「猫の詩」を引っ提げ、予選を経て見事にサマーソングバトル優勝を果たした。その音源はこちらで聴くことができる。「猫の詩」は、翌2004年新たにレギュラー番組として始まった「オンエアバトル熱唱編(のち「熱唱オンエアバトル」に改題)」のテーマソングとなり、彼らの代表曲と言えよう。

 後述するが、キャフラダは2005年に解散。彼らの足跡は、いまだに残っている公式サイトのプロフィールページで少し知ることができる。ボーカルが「三尾ケイジ」氏だ。彼の歌声は張りのある低音で「踊りやすい」というバンドコンセプトのサウンドを後押ししていたと思う。

 キャフラダは2004年開始の「オンエアバトル熱唱編」に常連として参戦した。間奏でメンバー紹介をはさむポップな曲の「明日へ」は、その週トップとなるオーバー500の513KB。その後、遊び心をのぞかせた「キャフラダ民謡ダンサー節」が393KB(3位)、一転シリアスな曲調の「GARO」が453KB(3位)と好調を維持し、翌年冬の第1回チャンピオン大会の出場を決めた。

 そこへ降ってわいたのが「キャフラダ解散!!」の一報であった。私は当時、2ch(現5ch)の「オンエアバトル熱唱編」スレに出入りしていたが、スレ住人の皆さんが「キャフラダはチャンピオン大会どうすんだ!?」とヒートアップしていたのを覚えている。

 結局、キャフラダはチャンピオン大会に出場。代表曲の一つ「夏男」を披露したが、成績は8位と下位に沈んだ。審査員は既に解散の報を知っていたとしてもおかしくなく、審査がマイナスに働いたかもしれない。季節外れではあるが「夏男」は夏らしい陽気な曲調で、ラストに三尾氏がフラダンスの振り付けをしたことをテレビを見た私は覚えている。

 キャフラダは2005年3月14日に解散ライブを行った。彼らの大学の後輩という人物が、解散ライブに足を運んだことをブログに書いていた。「サマーソングバトル」の情報も絡め、キャフラダをすごいバンドだと絶賛していた。

 ブログの管理人は、別の記事で中京大学の卒業生であることを示している。これは赤旗記事の三尾候補の略歴にある「中京大学卒業」とも符合するのではないかと思う。

 キャフラダのメンバーは解散から数カ月後、2005年夏に放送した「熱唱オンエアバトル」特別編のインタビューにそれぞれこたえている。俺の記憶では、三尾氏はサングラスに作務衣でインタビューしていたんちゃうかな。「今でも変なスイッチが入るときがある」とつぶやいていたのがすげえ印象に残った。

 あれから15年。もし共産党岐阜2区候補とキャットフラメンコダンサーズのボーカルが同一人物としてだ。音楽への未練を感じつつ、それを振り切って共産党の国政候補として生きる道を選んだというなら俺はもう感涙を禁じえないわ。

 日本共産党には音楽の大好きな議員、候補者はゴロゴロいる。政策委員長の田村智子は学生時代、合唱部活動に身をささげた人だし、衆院秋田3区候補の杉山あきら氏も弾き語りアルバムを自費出版したことがある。

 その党の隊列に、伝説のインディーズバンドのボーカルを務めた(と私は確信しているんだけどね…)三尾氏が加わるのなら、私としてはこんなにうれしいことはない。ぜひとも岐阜県の党と後援会におかれましては、岐阜2区で三尾圭司候補を野党統一候補に押し上げるべく、いっそうの奮闘をお願いしたいと思う。

 あ、そういや3日に市田忠義副委員長が岐阜へ演説に来て、三尾候補ともそろい踏みしたらしいんだよな。「しんぶん赤旗」の記事はこちら。市田氏は歌うのが大好きな人なので(赤旗まつりで故・ペギー葉山とデュエットしたこともある)、三尾候補には顔合わせの際に自身の音楽歴を語ってほしいなあ…今さらだけどw


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2 コメント

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Unknown (日光仮面)
2020-10-07 13:32:15
僕はオーサカモノレールvo中田亮さんは好きになりまへん。
音楽よりも、大阪市住民投票が大事で立憲支持なら、今すぐバンド脱退して横浜から帰郷して大阪市民になり、尾辻かな子さんの事務所に出入りしたりすればええねん。
覚悟決める度は共産党の人の方が上やな。

引用
中田亮
@nakataryo_OM
僕は大阪から離れて暮らしていて、その意味で「維新はアホ」と言いやすいのです。大阪の人は言いにくいと思う。人付き合いがあるから。だから(自分勝手な意見で申し訳ないけど)「むしろ外野が言わなあかんのとちゃうか」と思っています。
他のみなさんも、大阪の人に気を遣いすぎず言うべきと思う。
午前2:30 · 2020年9月20日·Twitter Web App
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Unknown (日光仮面)
2020-10-30 12:59:13
三尾圭司さんの件ですが、岐阜県委員会書記長の高木光弘さんがツイッターアカウントを持っていますので、一度検索して連絡をとってみてはいかがでしょうか。

高木光弘さんは衆院岐阜2区から出馬経験があり、はんざわ多美さんをTL上でリツイートしています。
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