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流浪の政治ブロガー、マサトヰシグロシャムロックがなんやかんやと語ります

松竹問題での大手メディア「攻撃」表現は正しかった説

2023-03-07 02:30:00 | 日本共産党

 日本共産党の松竹伸幸除名問題に対する大手メディアの報じ方について、同党は機関紙「しんぶん赤旗」で「攻撃」と表現した。委員長志位和夫は、記者会見での一問一答にて朝日新聞の記事を「悪意」と断じた。

 その対応には「やりすぎではないか」という善意の意見もあったようだ。しかし私は、ある意味必然性をもって共産党の判断は間違っていなかったと考えるのである。

 共産党書記局長の小池晃参院議員は、機関紙「しんぶん赤旗」日曜版のスクープを基に、2日の参院予算委員会で防衛省が約300の自衛隊駐屯地の「強靭化」を計画していることを暴露。昨年末に岸田政権は閣議決定で「敵基地攻撃能力」の保有を容認したが、小池は日本が敵基地攻撃を行えば、反撃されて日本中が攻撃にさらされることを前提にした計画だと批判した。要は国会審議を抜きにして岸田自公政権が国民の命を危険にさらす計画を立て、それが共産党にすっぱ抜かれたということである。

 防衛省の計画は共産党の追及がなければ明るみに出なかったこと。これは大手メディアもこぞって翌日付で取り上げるだろう…とはならない。

 5日付の「しんぶん赤旗」は小池質問に対する大手紙・地方紙の反応を記事にまとめていたが「朝日」「毎日」「読売」は報じなかったとのことである。

 「朝日」と「毎日」は松竹の主張に全乗っかりする形で共産党を「批判」していた。もしこれが善意の批判、マスコミ人として「共産党よ、しっかりしろ!」という叱咤激励の意味を兼ねていたのなら、今回の小池質問は大々的に取り上げていたろうね。「いい質問はバッチリ書くから、共産党さんもこっちの意見に耳傾けてくれよ」的な感じで。

 でも「朝日」「毎日」の2紙は報じなかった。これは答え合わせでしょう。彼らが松竹問題に乗じて共産党を「攻撃」したことへの。だもんで、これから共産党の支部・後援会の皆さんはおおっぴらに「マスコミは私たちを『攻撃』している」と、地元住民との対話の糸口に大いに切り出して活用すべきだと思う。

 ちなみに。私は長野県在住ですが、同じ長野県民の川上芳明氏(@Only1Yori)によれば、地元紙の信濃毎日新聞は社説で取り上げるも「野党議員の追及」とぼかしたそうです。

 信濃毎日新聞は先月、社説でこれも松竹に同調する形で共産党の組織運営に「注文」をつけていました。wikipediaによれば「信濃毎日」は「朝日」と関係が深いようです。小池質問の「ぼかし」も「朝日」に気を使ったんでしょうかねえ。


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