「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

接続詞の前後を訳す順番【第720回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

ドローンでワニを撮影していたところそのドローンがワニに襲われてしまいました。
「接続詞の前後を訳す順番」について、「CBS News」をもとに解説します。

▷今日のテーマ
 

 接続詞の前後を訳す順番

▷今日の例文

 例▷ A TV news crew was using a low-flying drone to photograph saltwater crocodiles at a wildlife park in Australia, when one croc jumped out of the water, grabbed the drone in its teeth, and took it to the bottom of the lagoon.

 訳例▷ オーストラリアの野生動物公園で、テレビニュースのクルーがイリエワニを撮影するために低空飛行のドローンを使っていました。その時、一匹のワニが水中から飛び出して歯で平然とドローンをつかみラグーンの底に連れ去りました。


▷実際のニュース映像はCBS News

▷解説

 My father was watching TV when I came home.
 
 この文の場合「when I came home」の部分を先に訳して「私が帰った時、父はテレビを見ていた。」とするのが普通です。しかし、場合によっては訳し方を変えた方がいい時があります。

 I was walking on the beach when I found a beautiful shell.

 こうした場合は「when」以下を先に訳しても間違いではありませんが、「ビーチを歩いていた時、私は美しい貝殻を見つけました。」という風に訳す方が自然になります。「when(〜の時)」という接続詞がまるで「I was walking on the beach」の前についているように訳すわけです。

 「今日の例文」の「when」も後ろから訳すよりも前から訳していった方が自然になる例です。「when」の前でいったん文を終わらせてしまって、「その時〜」という感じで後ろの部分を訳していくと自然な日本語になります。
  
▷その他の単語

 crew: クルー
 low-flying: 低空飛行の
 drone: ドローン
 photograph: 〜の写真を撮る
 saltwater crocodile: イリエワニ
 wildlife park: 自然動物園、サファリパーク
 croc: 「crocodile」の省略
 jump out of: 〜から飛び出す 
 ※「out of」ではある空間の中から外への移動が含意される。ちなみにここが「from」になると「from」は特定の場所を行為の起点としてとらえる。
 grab: 〜をつかみとる、ひったくる
 teeth: 歯 ※「tooth」の複数形
 in one's teeth: 公然と、面と向かって、口に 
 ※「今日の例文」では、この熟語の意味と文字通り「歯でかみついた」という意味がシャレとして使われているとも考えられる。書いた人に聞いてみないとわからない。
 lagoon: ラグーン、潟

▷今日の例文は「CBS News」から
A TV news crew was using a low-flying drone....



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