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「譲歩の接続詞」について、他【第3回 英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバン英語教室です。
今日は、「「譲歩の接続詞」について」と、「一つの文章の中ではなく、変わったやり方で使われる例」について、「Business Insider」の記事から紹介します。

▶今日のテーマ

 解説1 「譲歩の接続詞」について
 解説2 一つの文章の中ではなく、変わったやり方で使われる例

▶今日の例文

 Even though the truck looks perfectly symmetrial...
 It can only be driven from one side.
 Lift the hood on the driver's side and you'll find the engine.
 Lift the hood on the other side and you'll find the trunk.

 単語の解説▷perfectly symmetrial: 完全に対称
       hood: ⦅米⦆(自動車のエンジンを覆う)ボンネット(⦅英⦆bonnet)
 訳例▷
 このトラックは完全に前後対称に見えるが……。
 片方でしか運転はできない。
 運転者側のボンネットを開けるとそこにはエンジンがある。
 反対側のボンネットを開けるとそこはトランクになっている。


▶解説1 「譲歩の接続詞」について
 Even though the truck looks perfectly symmetrial... の文章の冒頭のEven thoughは、「譲歩の接続詞」です。
 譲歩の接続詞には、though(even though)、althoughなどがあります。
 従属節を文の前半または後半に導き、訳は「〜だけれども」となります。
 andやbutは必要がありません。
 余談ですが、この譲歩の接続詞を作文などで使うと点数があがります。

 例▷Although he studied very hard, he failed to pass the exam.(彼は一生懸命勉強したけれども、試験に落ちた)

▶解説2 一つの文章の中ではなく、変わったやり方で使われる例(今日の英文)
 Even though the truck looks perfectly symmetrial...
 It can only be driven from one side.
 Lift the hood on the driver's side and you'll find the engine.
 Lift the hood on the other side and you'll faind the trunk.

 通常は、ThoughやAlthoughが導く従属節は、単独では使わないが、上のように一行目で、Even though the truck looks perfectly symmetrial... というように、わざと中途半端な文章で終わらせて、その後の3つの文章で、一行目の続きを表現しています。本来は、解説1の例のようにカンマ(,)で区切って一つの文章にします。

▶その他の単語

 double-faced: 両面のある
 attract plenty of attention: 大いに注目を集める
 double-ended: 両端が同じ形の

▶今日の例文は「Business Insider」から


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