昨年秋から発生したスーパーカブの後輪ブレーキの異音。
暖かい時期は通勤や買い物と活躍する場面が多いカブですが、異音=異常なので乗るのが億劫に感じてしまいます。
早速カブのリヤタイヤ周りを分解して、ブレーキトルクロッドを取り外してみました。
ブレーキトルクロッドを入れ替えと同時に今年の稼働に備えて各部整備も行います。
症状としてはブレーキを掛けるとかなりの確率で「カキン!」「パキン!」と、何かかが折れたり接触するような金属音がします。
暖かくなればまた通勤で乗り回すつもりなので、ブレーキ系統は万全にしておきたいところです。
色々調べていくとブレーキトルクロッドという部品が怪しいという情報が……。
早速カブのリヤタイヤ周りを分解して、ブレーキトルクロッドを取り外してみました。
上が異音のする車両のロッド。
下が他のカブから取り外したロッドです。
もちろんもう一台のカブはブレーキ系の異音はしていません。
後輪外して戻せる人なら簡単に取り外せると思うのでやり方は割愛します。
(割りピン必須)
こちら側は特に差はありませんが……。
反対側の穴は異音のした方は広がって円が歪になっています。
反対側の穴は異音のした方は広がって円が歪になっています。
コレが原因とみて間違いないでしょう。
なにかの理由でブレーキを掛けた時に削れる方向に力がかかり、それが続いた結果変形して余計な動きが発生するようになり音がなっていたのでしょう。
ブレーキトルクロッドを入れ替えと同時に今年の稼働に備えて各部整備も行います。
ブレーキドラムの清掃、可動部への注油、チェーンの張り調整、スイングアームやアクスルのボルトのグリスアップ、各部増し締め……。
そして試運転へ。
異音は発生せず、小さなストレスから解放された感じがしました。