65オヤジのスタイルブック

オバマ大統領とギミー・シェルター

先日のオバマ大統領の来日で、政治的にはあまり進展はないように感じましたが、厳重警戒の東京やすきやばし次郎での会食や晩餐会での模様などが放映されると、国賓の中でも、やはりアメリカ大統領は特別な存在であることは間違いないです。

昨日もいつも朝に聞いているラジオ番組の「すっぴん」で高橋源一郎さんが、オバマ大統領の好きな曲のストーンズのギミー・シェルターを紹介していました。ストーンズファンの僕にとっては、オバマ大統領に親近感を持つ話題で、大統領がざぜ好きか聞いてみたいところですが、雲の上の人にそんな気持ちもかなわないので、勝手に想像してみました。

ギミーシェルターは、ライブでは欠かせないストーンズの定番。1969年の「レットイットブレード」に収まられた曲でシングルカットはされてません。

1969年は、人類初の月面着陸に成功した年ですが、反面ベトナム戦争による嫌悪から様々な抗議行動が起こり、セックスやドラッグも蔓延した混沌した時代の中で生まれた曲です。決して反戦をうたったのではなく、現実の社会をうたったリアルな世界です。それは理想だけでは生きられない、時に現実を受け入れることで生まれる、生きることへのメッセージだと思っています。

ギミーシェルターは、内外に様々な難題を抱えているオバマ大統領ならではのリアルな選択のように思えます。


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