アンジェリーナ・ジョリーは、ハリウッド女優の中で最もボランティア精神の高い女性だと思っています。その彼女が、乳房を切除したと言うショッキングなニュースが流れました。
彼女は、母親も乳がんで命を落としていたことから、がんの遺伝子検査を実施。がんの可能性が高い遺伝子変異が見つかり、幼い子ども達のために、乳腺を切除する手術を決断したそうです。
3ケ月にも及ぶ手術にパートナーのブラッド・ピットも献身的に付き添ったとか。3人の養子を含め6人の子ども達の母としての大きな決断。彼女の勇気ある決断はすべての母に勇気を与えると思います。
現在日本では遺伝子検査には保険適用がなく高額なために検査に踏み切れない現状があり、女性の特有の病気の予防医療はまだまだ不十分な部分が数多くあると思います。
社会制度が女性に優しくなければ、先進的な国家とは言えないと常々思っています。男は母の大いなる慈愛によりもたらされた存在ですから、女性や未来の子供達に配慮した施策は、優先して行うべきで、アンジーの決断を日本も、真摯に見ていく必要があると思います。