65オヤジのスタイルブック

DVD クソ野郎と美しき世界

ポスター画像

映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回は、元SMAPの三人によるオムニバス作品「クソ野郎と美しき世界」です。

今回の作品は、4月6日に2週間の限定上映で公開された作品でしたが、現在アマゾンプライムで視聴できます。SMAPのメンバーの稲垣吾郎、香取慎吾、草彅剛のジャニーズから独立したメンバー三人がオムニバスにより三つの物語の主人公を演じてます。2週間限定でしたが、そこはSMAPの元メンバー、それなりに観客動員を果たしてます。

さて、作品は、園子温に、舞台、お笑い、CMで活躍する山内ケンジ、太田光、児玉裕一が担当。三つの物語をつなぐ脚本を園子温が担当してます。稲垣吾郎主演の「ピアニストを撃つな!」では、浅野忠信に満島真之介がギャング役で出演、近年の園監督らしい演出でスタート。香取慎吾主演の「「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」では、山内ケンジの舞台家らしい演出で香取の個性が生かされてました。物語的におもしろかったのは太田光の草彅剛主演の「光へ航る」で尾野真千子との漫才のセリフ回しがテンポよく、どこか任侠ヘルパーとソラチネを想像しました。三つのストーリーをつなぐ形で児玉裕一が担当した「新しい詩」はミュージカルの演出でした。この演出だと、どうしても三谷幸喜のイメージが重なってしまいます。 

作品は、興行的には成功に思います。ただ、三人の俳優としての演技力は評価しているので、個人的には、どこかSMAP時代のイメージを引きずった感があり新鮮味に欠けた感じがありました。

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