映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回は、キアヌ・リーブス主演の法廷ミステリー「砂上の法廷」です。
マトリックスシリーズのヒットによりアクション俳優のイメージが強いキアヌ・リーブス。しかし、今回の作品は、アクションなしの法廷劇。けっこう酷評されている作品ですが、個人的にはそこまで言わなくても言いでしょうて感じです。
内容としては、弁護士の父を殺害した息子を顧問弁護士となったキアヌ演じるラムゼイが弁護を引き受け、無罪に導いていくと言うもの。事件に潜む表と裏を巧みに演出しながら進んでいることが、ラストの10分真実で明らかになります。
誰が善か悪か?陪審員制度の盲点を突いた展開には、ミステリーらしい作品を久しぶりに観た感じがしました。
キアヌや殺害された夫の妻役を演じたレニー・ゼルウイガーも、決して老け込んだ感じはなく熟した大人の魅力を感じましたが、これも世代間ギャップなのかも。今回はDVDで観賞しましたが、劇場でみても損はしなかったなと思いました。