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○写真家・ブルース・ウェバーのドキュメンタリー。
犬との生活を通して9.11以降の生活の変化を描いている。
あの、衝撃的な出来事からもう5年にもなるのか。
昨日は、テレビで再現ドキュメントがあった。時を合わせるように人気ドラマシリーズ「24」もスタートした。「24」はテロの脅威をリアルに再現していてアメリカ市民の心の内を読み取ることができる。
アメリカ市民は、あの日を境に変わったといっていい。
ブッシュ大統領は、テロの報復を正当化するためにこの日に演説を行った。
僕は、「24」のドラマの中のヒステリックな大統領が重なっている。
彼が、演説をぶつたびに滑稽に思えてくる。
良識あるアメリカ国民は、そのことに気づいていつだろう。
昨日のテレビでも取り上げられていたが、肺がんにより死んだキャスター、ピーター・ジェニングス氏もその一人だった。
彼は9.11の中立的発言によりアメリカ国民の批判の的となる。
そしてそのことで悩みストレスにより20年間やめていたタバコを吸うようになってしまう。
彼の行動と発言は、5年たった今評価され讃辞を受けている。
一方、議会が認めたイラク戦争の間違いを払拭するのに躍起になっているブッシュの姿は大統領の威厳さえもない。
アメリカ市民のテロへの恐怖は未だ払拭されていない。
それは、報復の連鎖となって続く。
その鎖をはずさない限り、平和な社会は生まれない。