映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回は、ベストセラー小説のミアの選択の映画化「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」です。
最近借りた数本のDVD。風暴、フランシス・ハ、エクペンダヴルスワールドミッション、土竜の唄などが、個人的な感想であまり面白くなかったので、今回の作品のみにとどめました。
内容は、高校生のミアが交通事故により瀕死の重傷を負い、家族を失うなかで生きるか死ぬかの選択を迫る臨死体験に基づくものです。
そのストーリー展開が、主人公のミアが元ロックミュージシャンの両親を持ちながら、ジュリーア―ドを目指す女性チェリストと言うクラシック畑で、恋人はロックバンドのヴォーカリストと言う設定。ロックやクラシックの名曲をBGMに過去と現在のクロスし小気味よく進むところが観ていても心地よかったです。
甘く切ないティーンの恋愛模様と二人をあたたかく見守る大人たちの哲学的なメッセージが刻まれていて、生死の選択と言う難しいテーマとうまく重なって誰もが共感できる作品でした。