全世界で現象的なヒットを記録している映画「きっと、星のせいじゃない。」を観賞しました。
全米でナンバー1となったベストセラー恋愛小説とあって、カップルが多いのだろうなと尻込みしながら出かけましたが、案の上ほとんどがカップルか女性ばかり。そんな中でオヤジ一人が顔を赤らめつつ観ました。
主人公の二人17歳の少女ヘイゼルと18歳の少年ガスは、がん患者の集会で出会い、ガスの一目ぼれから、ヘイゼルの気をひこうと彼女の好きな小説の結末を知るためにオランダにいる作者にメールを送り会えることに、オランダへの旅行から二人に間に予想だにしない運命が起こると言う内容です。
主人公の二人は、すでに「ダイバーエージェント」で恋人役として共演。今回の二人は作品とはまったく異なる余命宣告された若い恋人を熱演しています。ヘイゼルのクールな姿勢と反する輝きのある瞳とあふれるばかりの優しさが体中から滲み出ているようなガスの姿に生きる強さを感じ涙が止まりません。スマホでのメールの吹き出しのメッセージの言葉にも二人の愛情の深さを感じます。
ふたりの出会いは星(運命)に導かれながら、限られた人生を生きる姿は誰もが出会う運命への無限の時間を語ってくれます。あなたが今一人でも観ておいてほしい作品だと思いました。